涼風橋、開通

新中川に架かる１８番目の橋、補助２８８号線をつなぐ橋、工事費１８億円、
８３３名の応募から名前を選んだ橋、渡り初めをした親子３代のおじいちゃんは８８歳。
８に縁のある、なんとも縁起のよい橋。名前は、涼風橋。

橋が架かり、川で分かれていた人と人が合流できることは、とてもすてきなことです。
道が増えれば、それだけ便利にもなるでしょう。

けれど、考えなければならないことは、不況が続く現在に、ほんとうに必要な橋だったのかということです。
500メートルも離れていないところに、明和橋と春江橋。
委員会で建築途中の橋の視察に来たときに、作る側の方からさえ、「橋と橋が近いなあ」と言う声が出ていました。
私たちは、不要不急の２８８号線と新しい橋の建設には賛成ではありませんでした。

財政に余裕があれば、より便利になるならよいかもしれない。
しかし、福祉を削り、教育にお金をかけずに、道路をつくるというのは合点がいかないのです。
橋の工事費約１８億円、都市計画道路補助２８８号線の工事費、総工費、
（手元に資料がないので週があけたらかきこみます。）
美しい橋と道路をみながら、複雑な思いです。