足立区の場合、若者の雇用の実態を産業経済からとらえ、それを就労支援課という、専門に管轄する専管組織としています。
「ひきこもり」は、福祉的要素や健康などにもかかわるが、産業的見地からもとらえなければならない。
それらすべてを含めて考えるためには、政策的に自由にアプローチしていくことができる専管課がどうしても必要であると、足立区ではとらえています。
そこで、立ち上げたのが、「ひきこもりセーフティネットあだち」です。
漫画喫茶だったフロアーを借りて、東京都からの支援1,000万円を3年間受けて、モデル事業としてすすめてきました。
まずは、電話かメールでつながること。
そうすれば、相談、社会とつながる居場所、学び直し、サポートステーションなど、
いくつものメニューにつなげることができると言います。希望する場所への訪問相談も行なっているとのことです。
この事業自体は、現在は東京都ひきこもりセーフティネットモデル事業として行なわれているので、
都内に住んでいる若者や家族であれば利用することができます。
しかし、3年間のモデル期間が終わるため、来年からは、足立区単独の事業として継続する方向だということです。
ここでのモデル事業における成果を受けて、都内至る所に、支援の輪が広がることが必要だと実感しました。
江戸川区でも、 ひきこもり対策を本格的に始動させ、正規雇用につなげていくことの出来るセーフティネットを立ち上げること。
トレーニング機能においては、さらに緩やかにしたメニューも盛り込むこと。
これらを次の議会でとりあげていきたいと思っています。
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