江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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青年の雇用の充実への挑戦(あだち若者サポートステーション)

2010-09-17 | 雇用・中小企業・ひきこもりのこと
   

足立区の場合、若者の雇用の実態を産業経済からとらえ、それを就労支援課という、専門に管轄する専管組織としています。
そこで、北千住駅の近く東京芸術センター678階にハローワークを置き、
そこには、高齢者、障害者のコーナーのほか、内職相談・シルバー人材センターの入会などができる足立区就労相談室とともに
「あだち若者サポートステーション」を設置しています。 

   
この「足立若者サポートステーション」では、就労・自立にむけた10種類以上のサポートを用意しています。
月曜日から土曜日までの11時から19時までの開館で、足立区、厚生労働省、NPO3者が合同で運営をし、
非正規から正規へつなげたい、ニートから就労へつなげたいと、志し高く事業に取り組んでおられました。

キャリアカウンセリングや就活セミナーの他、
「あだち仕事道場」というメニューでは、サポートステーションのスタッフとチームを組んで賃金をもらい、
企業の現場で就労訓練を行ないます。
そこでは、「自らの就活における課題を明らかにし、働くイメージを具体化させる」という目的を持っています。
  

   
江戸川区に、「ヤングほっとワーク」ができて、6年が経ちます。
ここでのとりくみが、30代までの若者の就職を支援する大きな役割を担っていることは間違いありません。
しかし、実際には、経験不足、年齢相応のコミュニケーションがとれないなど、様々な生活状況の中にいる若者たちを、
すぐには、就職に結びつけることができない場合も多いといいます。
その場合には、先に紹介をした足立区のサポートステーションのような様々なメニューのサポートが必要となってきます。
ですから、実際にヤングほっとワークえどがわから、あだちサポートステーションを紹介し、利用してもらっているとのことです。

そこで江戸川区としては、
足立区のような、
青年の雇用を中心とした総合相談のワンストップサービスの窓口として、サポートステーションをつくること。
出来るだけ、ハローワークの近くにフロアーを設け、様々なサポートができるメニューをつくること。
その中には、学校を卒業してから長い間、職に就いていない人も多いため、
トレーニング機能を持ったジョブとれなどを行なえるようにすること。
また、精神的、あるいは、発達における障害が疑われることもあるため、臨床心理士などの専門家も配置し、
医療を始めとした様々な期間にもつなげることが出来るようにすること。
開設時間も、土曜日、休日また、夜間帯まで延ばすこと。
そのことを今度の議会で求めていきたいと思います。

 
また、雇用は、期限の定めのない直接雇用、正社員があたり前です。
労働
者派遣は、臨時的・一時的な業務に限定し、
本来、正社員として直接雇用すべき労働者を派遣に置き換える常用代替にしてはならない、という
原則にたった派遣法改正が求められています。
国に対して、労働者派遣法の抜本改正を求めるべきときです。


    
  



 
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