文教委員会② 危険なサイト

委員会の後半は、子どもたちと携帯の危険な関係について、
パワーポイントを使っての説明がありました。

プロフからはじまり、セフレ・・・そんな言葉を知っていますか、と聞かれて、
聞いたことがないという方が多かったことに、私は驚きました。

携帯画面から子どもたちが入っていく場所は、玉手箱のように次から次へと出てきますが、
そこにはとても危険なサイトが存在し、手をこまねいて待っています。

教育委員会としては、校長会でも何度も取り上げ、警察と連携したセーフティ教室を
中学校で開いてもらっているとのことです。また、新入学前の説明会でも
取り上げてもらうようにしているとのことです。しかし、ひとつをつぶしても、
次のものが出てきて、いたちごっこのような状況であることも話されました。

このことを真正面から取り上げて、クラスの中で、学校で、
そしてもちろん家庭で、話し合うことができているかどうかが、
今、問われているのだと、私は思います。

匿名で、いじめや汚い事を書き込むことの卑劣さ、
性的なものを大事にできないことへの嫌悪感、
そのことを真正面から子どもたちと話すこと。
そしてそれは、中学校からでは遅く、
小学校のときから話すことが必要です。

君はどう思う？
お母さんはこう思う。お父さんはこう思う。先生はこう思う。
子どもたちを救うためには、子どもたち自身の中に、生き方として、卑劣さに対する嫌悪や
性を大事にする思いを育てていくしかないと思うのです。