江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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【予算特別委員会6日目! 都市開発費・土木費】

2021-03-05 | 議会のこと
21:00。役所はまだ電気がついています。年度末に向けて、また、コロナ対策で、職員の皆さんは残業です。私ももう少しがんばります。

【予算特別委員会6日目! 都市開発費・土木費】

■【公共サインにSDGsをつけることは、知ってもらうための大切な取り組み。あと10年。急がないとなりませんので、公共サインだけでなく、区の看板のどこにもSDGsを(都市計画費)】

■【小岩の事業は、単に再開発ということにとどまらず、災害に強い街を作るための、非常に大事なプロジェクト。この「点」のスキームを広げることで、江戸川区全体が、災害に強い「面」になる!(再開発関係費)】

■【撤去自転車集積場を減らすのは、放置自転車が減ったから。大切な地道な取り組み。(土木施設管理費)】

■【災害は必ずある。そのときにも、ここに住み続けることのできる街のビジョンを、さらに、一段高いレベルに進ませることが必要(土地区画整理費)】

■【災害を意識した公園づくりの観点を。子どもたちの声に寄り添った公園づくり(緑化公園費)】

それぞれを詳しくいうと。

都市開発費  第1目都市計画費
■【公共サインにSDGsをつけることになることは、まずは、知ってもらうための大切な取り組みです。あと10年。急がないとなりませんので、公共サインだけでなく、区の看板のどこにもつけていきませんか。(都市計画費)】

■「公共サインを活用したSDGsの周知」が、新規事業として始まります。具体的にはどのようなことになりますか。

《A:130基ある公共サインは、企業のCMに使ってもらっていたが、広告数にも減っていた。そこで、区の政策のPR用に勝つようすることにした。SDGsを知らせるために例えば、マークだけでなく、QRコードを入れたりなども考えたい。また、区の工事現場などの壁にも、マークを入れていきたい。》

街の中の至るところにあることで、あのマークはなあに?という話になると思います。まずは知ってもらうために、大切な取り組みです。あと10年。急がないとなりませんので、公共サイン他、工事の看板などにもということでしたが、さらに、区の看板がたくさんありますので、そのどこにもつけたらいかがかと要望します。

都市開発費  第2目再開発関係費
■【小岩の事業は、単に再開発ということにとどまらず、災害に強い街を作るための、非常に大事なプロジェクトです。この「点」のスキームを広げることで、江戸川区全体が、災害に強い「面」になる!(再開発関係費)】

■災害に強い首都「東京」の形成に向けた連絡会議から、昨年12月15日に最終答申がだされました。その中で、避難場所にもなる「高台まちづくり」の推進として、JR小岩駅周辺地区の推進が挙げられています。既に進んでいる再開発地区ですが、答申との関係では、どのように考えればよろしいでしょうか。

《A:丁寧にその内容をお伝えくださいましたが、たくさんあったので今日はかけません💦》

答申から始まる、ということではなく、答申に、小岩の事業がもりこまれたという形ですね。
危機管理室からは、災害時において、どう命を守るのかについての施策が出されています。それは、すぐに必要なこととして、大事な施策の数々です。
それとともに、都市開発部としては、100年後200年後を見据えて、災害に強いまちをどうつくるかということを考え続けることが必要なのだと思います。その観点からすると、小岩の高台まちづくりの取りくみは江戸川区全体にどのような意味を持つものになるでしょうか。

《A:      》

小岩の事業は、単に再開発ということにとどまらないことなのだと思いました。ここが出来上がれば、1,000人を超える方が、屋上に逃げることができるとも聞いています。災害に強い街を作るための、非常に大事な「点」であり、この「点」のスキームを広げることで、江戸川区全体が、災害に強い「面」になる。これは実はすごいプロジェクトなのだと改めてわかりました。これからも、この江戸川区で初めての先進的なスキームを、官はもちろん、民にも伝えながら、安心できる街に向かってご尽力いただけますようお願いします。
以上です。

都市計画費 第1目土地区画整理費
■【災害は必ずある。そのときにも、ここに住み続けることのできる街のビジョンを、さらに、一段高いレベルに進ませることが必要(土地区画整理費)】

■災害に強い首都「東京」形成ビジョンにある、「篠崎地区周辺の高台まちづくり」の検討が出されています。6つの事業を同時に進めるという方向についてその意義をお聞きしようと思いましたが、今の審議で出てきましたので、意見だけ述べます。

私からは、少し違う視点から意見を申し上げます。
江戸川区で土木部長を勤められ、スーパー堤防を進めてこられた土屋信行さんは、今年度、国の国土強靭化推進プロジェクトのメンバーとなられたそうです。そこで今話されていることは、「スーパー堤防ではもう足りない。」ということだそうです。2015年の国連防災会議以降、世界中で起こっている洪水の危機にいかに対応するか、その想定が変わってきたこと、また、いかに住民に負担をかけないようにするか。例えば、直接移転のための方策なども、今すぐに考え始めなければならないともおっしゃっていました。

江戸川区で進めようとしているスーパー堤防はどう考えたら良いの?とも思いましたが、しかし、大事なことは、災害が必ずある。そのときにも、ここに住み続けることのできる街のビジョンを、さらに、一段高いレベルに進ませることが必要なのだと思いました。江戸川区都市計画マスタープランは20年後を見据える。しかし、さらに、100年後、200年後の街のビジョンを作り上げるそのために、さらに一段高いレベルを考えてゆくことに、視点を変えていくことが必要なのだと思います。
意見としてお伝えして終わります。

土木管理費 第2目土木施設管理費
■【撤去自転車集積場を10箇所から6箇所に減らすのは、放置自転車が減ったから。地道な取り組みですが大切なことです。(土木施設管理費)】

■来年度予算の縮小事業2つのうちのひとつに、「撤去自転車集積場を10箇所から6箇所に減らす」とあります。これは、放置自転車が減ったからとみて良いのでしょうか。

《A:その通りです。平成13年にピークだった放置自転車台数9,038台が、令和2年には215台となりました。97.6%の減少です。》

これまでの放置自転車対策の結果ともいえる縮小だと思います。地道な取り組みですが大切なことです。これからもよろしくお願いいたします。以上です。

都市計画費 第2目緑化公園費
■【災害を意識した公園づくりの観点を。(緑化公園費)】

■来年度も公園の改修、新設・拡張があります。災害を意識した公園づくりの観点が求められていると思いますが、どのようなことを大事にされているでしょうか。

《A:   》

東葛西図書館が主催して、防災町歩きを昨年11月に行いました。その時に参加した小学生の子が、公園にあった防災用具の入っているベンチを開けることができず、これでは災害の時に使えないので、どのようにかして欲しいと意見をくれました。その後、水とみどりの課としては、どのように取り組んでおられるでしょうか。

《A:77基あるかまどベンチのボルトのことでした。H26までは、六角ナット型で、工具は町会の人に渡していましたが、H27からは、順次、コインで開けられるものにしています。その子の言うように、発災時に誰もが使えるように今後変えていくようにします。》

子どもたちの声にも耳を傾けながら、災害も意識して、具体的に進めてくださっていること、よくわかりました。これからも寄り添った、公園づくりをよろしくお願いいたします。
なお、時計がなかった公園に、時計をつけてくださいという子どもたちの声を聞き、つけてくださったこと、子どもたちは忘れていません。以上です。
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