江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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障害者の自立訓練について(福祉費/予算委員会)

2010-03-04 | 障害のこと・精神医療のこと
間宮由美 自立訓練が始まり、今年4月から2年目となりますが、新しい入所者がいないということをお聞きしています。これからの自立訓練の見通しについてお聞かせください。

障害者福祉課長 自立訓練というサービスメニューですが、今年度開設し、区内で初めて導入をしたサービスです。一般の生活介護、旧来、通所更生といっていた40名枠、自立訓練については10名枠です。自立訓練というのは、サービスのポジションでいうと、生活介護と、従来授産といっていた就労継続というサービスの中間位の状況の方について受け入れをしていくという形でやっている。生活介護と自立訓練の最大の違いは、自立訓練は、有期のサービスということで、標準的な形でいうと24ヶ月間の訓練を終え、もっとさらに別のサービスへとステップアップをしていく、あるいは就労の方向を目指していくという形です。取り組みを初めて1年。まだ、トレーニング期間中ということであり、利用生の方達の状況を見ながら対応をしていきたいという状況です。

間宮由美 区と育成会の方々の熱心さ、熱意について、保護者の方々も大変信頼を置かれています。だからこそ、自立訓練として始まったこここが、無くなってしまうんではないかというような不安もあるようなので、更なる発展がのぞまれるところです。

もう1点は、利用者がいなくなり、遠くで見つかったようですが、その後対策プロジェクトもつくられ、答申も出されていると思いますが、その内容について。さらに、支援員の資格や研修体制について、お聞かせ下さい。

障害者施設課長 2度にわたる行方不明の事故が起きたことは、大変遺憾と思っています。自立支援の事業が、江戸川区で初めてということもありまして、法人に対しては信頼感を持って日々区としても接しているところですが、1回目の事故が起きたときについては、人の手当が少なかったという反省に基づき、非常勤職員1名の増員をさせていただきました。また、次に起きてしまったわけですが、私どもも強い指導をし、危機管理のプロジェクト等をつくっていただき、きっちりとした回答を求めたところ。当時者に対するプロジェクトの見直し、職員の意識改革等をしっかりやっていくということでしたので、了承させていただいた。

指定管理者の支援員の資格ですが、指定管理の協議の中で、区と同等の資格ということをお願いしています。ヘルパー2級、社会福祉士、等の免許を持った人間の採用をお願いしているところです。直営もそうですが、信任の研修、中堅の研修、専門研修についても、指定管理の方でも、頻繁にしているということです。

間宮由美 すぐに対策をとられてきているということで、信頼に値することだと思います。そのことをぜひ利用者の方々へこそ、すぐにお伝えいただければと思うところです。また、障害者の場合、地域との一体となった取り組みが大事だと思います。今回いなくなったときにも、駅の改札をスルーしてしまったわけですから、たとえばバッチをつける、名前がなくても、施設のもようのついたバッチをつけるなどして、少なくとも近隣の駅や交番に、施設の利用者ですとお知らせしておくことが必要だと思いますので、ぜひもう一歩ご近所との意思疎通を図っていただければと思います。
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