とくに乳幼児のパパ・ママから、たくさんの心配をいただいています。子どもへの影響はおとなの受ける三倍から十倍ともいわれていますから、健康被害を心配するのは当然のことです。
大切なことは、その心配の声に、自治体がどう応えるのか。不透明さを解消することが求められていると思います。
各委員会で、私も計測と公開を求め続けていますが、区は、あくまで地上18mの計測である、東京都健康安全研究センターで、「国の厳しい基準に照合して、健康への影響がない数値」とし、区として独自で測ることはしないと言い続けました。
しかし、住民の心配の声が、都を動かし、都内百カ所(区内は四カ所6/18)の計測をさせるに至り、その後、区は、都から二台の計測器を借り受け、十九カ所六九地点での計測を行ないました(6/27・28)。
江戸川区の測定結果
計測の継続を!
私の所属する福祉健康委員会には、この議会中に、計測を求める陳情が、8本出されました。
私が資料要求をしたものは、内部被曝のメカニズムについて、除染の方法について、それぞれ区としてどう考えているかということの他に、6/20に行なわれた中川恵一先生(東京大学放射線科准教授)の講演内容の全文も示していただくようお願いをしています。
それは、広報えどがわ7/1号には、「安心して生活できるレベル」とありましたが、先生の強調点は別にもあり、測定についても、区民が決めることであるとし、100ミリシーベルト以下はデータがないからこそ慎重に考える必要があるとされていたからです。
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