初めての光景です。
椅子の下には、防災ずきん。
今朝も余震が続く中の、卒業式でした。
二人の子が具合を悪くし、一人の子がひな壇から抜けてトイレに行き、
来賓もトイレに立ちました。
寒い体育館での卒業式での、そのような光景は、
東北の避難所へ、思いを向けました。
ぎっしりと人が詰まっていても、体育館は、あたたまりません。
雪も降る東北の避難所は、さぞかし寒いことでしょう。
一時も早く、あたたかくなれる物資を届けなければ。
松江小学校の子どもたちの歌声は、どこまでも澄んでいて、
卒業生と5年生の向かい合っての合唱は、何度聞いても、すてきです。
すべての小学生が、こうして旅立ちの日を迎えるはずだったのに・・・
松江小学校の卒業生は16,000人を超えました。
東日本大震災で亡くなった方、行方不明となっている方は、
その数を大きく超えています。
100年の歴史をものみ込んで、失わせてしまった震災の大きさを
あらためて、思いしりました。
一人でも多くの人が、一日も早く、
日常の生活を送ることができるように、
それぞれの持ち場でのサポートを惜しまない。
「がんばろう、被災地」と呼びかけることから、
「被災地とともにがんばろう」へ。
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