日曜日、お祭りの始まる前に、急いで小麦と走りに行きました。暑さも、吹く風の気持ち良さも、雲の形も、陽の光も、みんな気持ちをほっとさせてくれる。
しかし、そういうものには全く彼は心が向かなかったのだろう。心の中のドロドロを浄化させるすべはなかったのか。
火曜日、未明に入ってきたのは、40人を超える負傷者と亡くなった人の数。26歳の元職員が、相模原市の障害者施設で起こした事件。
お亡くなりになった方々には、心からご冥福をお祈りいたします。ご家族の方々はどんなに無念であったことでしょう。我が子と歩んできた日々を、こんな形でなくされてしまうなんて。
26歳の青年が起こしたことは、絶対に許されない。たとえ、彼の人生にどんなことがあったとしても、人の人生を奪うなどということは、ぜったいに許されないのです。
このところ、あまりにも目に余る、他者を傷つけることを行う者の多さ。家庭の中での小さな子どもを傷つける親、義親。妻を夫を祖母や祖父を痛めつける行為。そして、全く知らない人を狙うおとな。パワハラなどもそうだ。
なぜ痛めつける。なぜ殺す。
事件を見聞きするたびに、心がえぐられます。
そして、事件にされていなくても、いまもどこかで、恐怖の中に置かれている人がいるということに思いを馳せなければならないと思う。
そういうことが起こらないためにどうするのか、また、起こったときにはどのようにするのか、地域も自治体もシステム作りをしていかないとならないと思っています。
彼自身の心の闇がどのように形成されてしまったのか、施設の夜間の体制や危機管理はどうなっていたか、事件の全容はこれから解明されていくでしょうが、亡くなった方々の命から、ぜったいに学ばなければならないのだと思います。
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