毎回、優しい気持ちになれるのが、この支援物資の受付の日です。
生活用品の仕分けられたダンボールに、「ハミングッド」を見つけました。
何に使うかご存知ですか?
私も父のために買ってきたことがあります。
口腔ケアのためのものです。
口の中が自分できれいにできないお年寄りや、障害を持った人のために
汚れをからめとります。また、口の中を刺激してあげること自体も大事なことなんです。
父にそうしてあげていたときのことを思い出して、涙がぽろんとこぼれそうになりました。
どんな方が、これをくださったんだろう。
ご家族を介護している最中だろうか。それとも、お亡くなりになって使わなくなってしまったのだろうか。
コンタクト用品。これも使っている人でなければ、その大切さはわからないと思う。
ご自分がコンタクト愛用者の方が、これが無いと困るだろうと、心をくだき、くださったのね。
「ながそで 130 女の子」どんな子が、書いてくれたんだろう。
自分の着ていた洋服を、被災地の子にあげるために、一生懸命に書いた字。
袋を裏返してみたら、可愛い女の子の刺繍がしてありました。
これは、私立幼稚園の園長先生が、くださった学用品。
ノートやファイルです。この先生の園では、被災地に行った卒園生のRちゃんに
みんなの前でお話をさせてくださったそうです。
Rちゃんのまとめた便せんを見せていただいたら、それはそれはしっかりとまとまっていて、
驚きました。Rちゃんは、小学校2年生です。
そうして、嬉しいなあと思いながら、ダンボールの中を見ていたら、
ふと気がつくと、ボランティアママたちにまじって、知らない男の子。
見ていると、一生懸命にダンボールをたたんでいます。
通りかかった彼は、なんと、自分からお手伝いをしてくれていたのです。
ありがとね。
今日は、自転車で通りかかったママたち3人も、声をかけてくれて、
「できるときは、お手伝いしにきます」と言ってくれました。
全く知らない人たちが、こうしてつながっていくことができていること、
それが、うれしい。
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