運動会での被災地支援と、運動会に行けなかった子のこと。

今日はたくさんの運動会が行われています。晴れて良かったね。

でも、悲喜こもごもでもあります。
ある中学生が、朝、私の事務所に来ました。
あれ、今日は運動会じゃないのかい？

初めて話してくれたこと。
実は、学校にあまり行っていないということ。
いじめられていること。
悪い子とレッテルを貼られたということ。

そうだったんだ・・・
いつも明るい笑顔で、そりゃあ楽しそうにしているから、
わからなかった。ごめんね。

わかったのだから、力になろう。

そして、そのあと私は、中学校の運動会をいくつかまわり、
その子の学校の先生とも、別の日にお話しできるように
お願いしてきました。先生たちも心配なさってた。

うんと幸せな毎日を送れればいいけれど、
今は苦しいこともたくさんある中学生たち。
不安定な家庭や社会の中にいて、まきこまれている面もある。

おとなは、そこから子どもを遠ざけるのでも、見せないのでもなく、
事実は事実として受け止める力、そして切り開く力を育てること、
とくに必要なのは、正確に見つめる目と、ポジティブシンキング
じゃないかとこの頃よく思います。

子どもを助けることのできるおとなになりたい。


さて、松江6中のPTAの方々が、被災地支援の物資を集めていました。
ライオンズクラブに所属されているPTA会長さんが、そこを通して、
被災地と6中を結んでいました。
わあ、嬉しい。学校で取り組んでいるところは、まだまだ少ないので、
会長さん先頭に学校全体ですすんでいらして、嬉しいです。

写真が、その会長さんです。
ブログに載せてもいいですか？とお聞きすると、いいですよ、と快くOK。
これからは、連携できるところはご一緒できるといいですね。

私は、支援物資を集め、届ける活動を初めてから、あらためて、
つながりのあること、広がることがどんなに大切かを感じています。

松江1中には、すっくと、バラが咲いていました。



がんばって走る子たちを見ていると、
ここに来れない子どもたちが一体何人いるのだろうと、
とても気になる今日でした・・・