88歳のおばあちゃんの骨折

「由美ちゃん、がんばってね。からだに気をつけてね。応援しているからね。」
いつだって、会うと手を握り、元気に声をかけてくれた近所のおばあちゃんが、胸椎を４本折ってしまい、入院。
ご家族から、実は、かなり認知症がすすんでいるのではないかということや、
仕事があるため、そばにつきっきりではいられないため退院後の施設の件で、
ご相談がありました。

病院では、入院して１週間で、退院後の話をされました。
そして、１月中の退院を言い渡されました。

それまで元気だったので、介護もうけていませんから、
介護の申請から始まるのですが、
認知症は、介護度に反映されにくくなっています。
しかし、調査にきてくれる人が、きちんと特記事項に書き入れてくれれば、
認定審査会で、反映することができます。

だから、家族が立ち会う際に、状態を具体的に伝えることをお願いしました。
もし、「要介護」とならず、「要支援」となると、はいれる施設が高額なホームに限られてしまいます。

9日に介護認定審査会があるので、その判断がでなければ行き先も決められないので、
それまでなんとか入院をのばしてもらうことを、病院にお願いし、
もし「要支援」だった場合の施設と、「要介護」だった場合の施設と両方に入所の申し込みを行ない、
審査会を待ちました。

今日、「要介護2」と、連絡を受けました。
よかった・・・
きちんと状態を見極めた判断をしてもらうことができました。
これで、あさって、退院してすぐに施設に入所できます。

そこで、あたたかくなるまで、リハビリもして、栄養もつけて、
元気になって、お家に帰ってきてくださいね。

ご家族と施設に入所のお願いに行ったときに、待合室にはきれいな水槽がおいてあり、
きれいな魚が泳いでいて、その中に写真の子もいました。
水の生物が近くにいるとほっとします。
写真がうまく撮れなくて、ちょっと、こわそうだけど・・・
かわいい子でした。