ついに強制執行がされ、青い屋根の家は、なくなってしまいました。
ようやく青空となったこの日、私は、始めからずっとスーパー堤防の問題に取り組み、住民のみなさんとともにいた人と一緒に、この地に立ち、強制執行で家がなくなったその跡地を見つめていました。
スーパー堤防の問題が明らかになってから今日まで、様々なことが起こりました。
理不尽なことを押し通そうとする人は、ご自分の理不尽さをわかってはいないのだと思います。
この度の強制執行は、18班地域といい、そこにつくることのできるスーパー堤防の長さは、わずか私の肩越しに見える高架までのおよそ100m。
想定は、江戸川区をとりまく約44km、総事業費約2兆7千億円、完成までの月日は200年前後とのこと。
今年4月の参議院決算委員会で田村智子議員の質問に対して、国土交通大臣は「…一番的確な堤防というものを建設していく。そのときに住民の話し合いは当然聞いていかなくちゃいけない…」と答弁しています。
18班地域では、住民が裁判を起こしています。その最中なのに。
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その方々も間宮さんから見れば、理不尽に協力したことをわかっていない方々になってしまうのでしょうか?