松江四中の卒業式後、校庭で、在校生と教職員と親ごさんたちが、
卒業生を校庭で待っています。
今日、3月18日は、区内中学校の卒業式です。
私は、40人もの来賓の皆さんとともに、
来賓として、卒業生のすぐそばに、今年も座らせていただきました。
四中のご配慮に感謝しております。
私は、卒業式も入学式も、毎年まいとし出席するたびに、
涙があふれてしかたがありませんでした。
それは教員だったときから、ずっとそうでした。
それは、そこまで、育ててくださった教職員の皆さんや親ごさんの、
大変さや苦しみや、そして喜びに、もちろん子どもたち自身のその成長に、
思いを馳せていたからだと思います。
しかし、いつのときからでしょう、それはここ数年のことなのですが、
涙が出なくなりました。それは、きっとこういうことなんです。
今目の前にいる子どもたちの、
今、抱えている苦しみや、また、抱えることになるだろう苦しい出来事に、
気持ちがいってしまっていたからなんだろうと。
あまりに深刻な数々のご相談に、私は心の余裕をなくしかけていたのかもしれません。
でも、今日、あらためて、それはまちがいだわと、思いました。
今、この子たちが、どんなに辛いことの中にいても、
これからどんなに辛いことが待っているとしても、
卒業式というこの節目の日の、この時間を過ごせることを、
喜びとして感じることのほうが大切なんだ。
今、目の前にいるこの子たちの、この時間を、
一緒に、しっかりと胸に刻もう、と。
お家へもどると、
コートがいらないほどの暖かな陽気の中で、
花たちが、嬉しそうに咲いていました。
そうそう、
しっかり者でお姉さんのような四中の同級生
(彼女はPTAの役員さんでした)が、
「まめ(わたし、中学生のときにこう呼ばれていたんです)、
タイムライン見てるよ!がんばってるね。がんばるんだよ!!」って、
声をかけてくれました。LINEのタイムラインは、足跡をつけなくても、
見ていてくださる方がたくさんいるんですよね。Kちゃん、ありがと!
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