有明コロシアム

バス１８４台などで、１２，０００人が参加した、日本共産党の演説会。
有明コロシアムは、いっぱいになりました。

俳優の米倉斉加年さんは、「一部の強いもののための政治ではなく
９９％の国民のための政治を望みます。
憲法９条を掲げ、戦争をなくす先頭に立つ日本共産党に期待します。」と、
激励の挨拶をくださいました。

志位和夫委員長は、日本の政治の異常さと、打開の道筋を話しました。
第１の柱は、「ルールなき資本主義」の問題。
いちばん深刻な表れが貧困と格差の広がりの根源にある、人間らしい雇用の破壊と、
それに追い討ちをかけている社会保障の切捨てです。

人間を使い捨てにする派遣労働の問題では、
日雇い派遣は禁止し、安定した雇用に移す責任を政治が果たすべきと訴えました。

もうひとつは、地球温暖化の問題です。
日本政府が「２つの恥ずかしい態度をとっている」こと、ご存知ですか。

・国際社会では、２０２０年までの温室効果ガス削減の数値目標の設定を邪魔しました。
そして、同年までの中期の削減目標を掲げてはいません。

・国内では、排出量を減らすどころか増やしておきながら、財界に削減を義務付ける
協定を結ぶ意思もない。

「日本のルールなき資本主義は、若者やお年寄りの未来だけでなく、
人類の未来をも破壊しようとしている。ここでも大転換が必要」

志位さんの話を聞きながら、日本共産党が大きくなれば、
どんなに多くの人々を癒すことができるだろうかと、
思っていました。