江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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マンション紛争と公害認定審査会、初の1級

2007-12-10 | マンション紛争や学校改築・新庁舎建設のこと
どちらも、青空を返せ、青空を保障しろという内容です。

マンション紛争は、いよいよ2つめの建物となります。
まわりには4階建てくらいまでしかないところに、11階と7階の建物ができるとしらされ、
住民と業者との話し合いを進めて1年。その7階のほうの説明会が行われたのです。
突然なくなる青空を、少しでも残すために、住民は一丸となって、話し合いを進めてきました。
しかし、用途地域や建築確認申請上、高い建物が建てられる地域です。
それって、開発業者や資産家のための決め事であって、
そこで普通に暮らしている住民のための決め事ではないってこと?
そこを変えなければならない。
朝8時30分、現場の境界などの確認に来て、改めてそう思いました。

その日の午後、公害認定審査会がありました。
青空を奪われ、公害患者と認定された人々への補償のために、
級外、3級、2級、1級、特級と、公害患者の認定がされています。
おひとりずつについて審査をし、その方の状態に合わせて級の変更をするのですが、
今日は、前回に保留となったとても重い方の審査もありました。
1級あるいは特級相当だと思うと意見を述べたのですが、
2級のままで変えなくてよいという意見もありました。
実は、江戸川区にはこれまで、1級、特級の方はいなかったのです。
今回は、23区の認定患者の数や、級ごとの人数配分など調べていきました。
そして何よりこの方の病状の重さから、1級が妥当と主張しました。
多数決の末、過半数の方の賛成で、今回、江戸川区で初めて、1級の方が生まれたのです。
お医者さんがたの、良識と良心に、胸が熱くなった瞬間でした。

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2 コメント

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街並みを見ても、建築後進国といわざるをえませんよね。 (yumi-m)
2008-05-12 04:21:53
はじめまして。
闘う東戸塚住民さんも、マンション紛争で、たたかっていらっしゃるのですか?

おっしゃるように、街づくりをどう考えるかというその方向が、
どこを向いているのか。誰のための法律になっているのかと、本当に疑問です。

計画の段階での業者と地域住民とのあり方はもとより、
その地域をどう美しく住み心地のよい街にするのかを、考えなければならないことを
法律に盛り込むべきだと思います。

(戸塚住民)さんのおっしゃるように、建築後進国といわざるをえませんよね。


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Unknown (闘う東戸塚住民)
2008-05-11 11:32:55
ひどい話です。
合法だからという理由のみで、企業利益だけを追い求める建設会社に憤りを感じます。
彼らは出来た建物に住むことはありません。
だから、その後残された近隣住民とマンション住民との確執など何も考えずに、「儲かるから」と合法の範囲内で好き勝手に建物を建ててしまうのです。
それは何かおかしいのです。
街というものは、住む人が何年もかけて作り上げてきたもので、その生活を無視していきなり大規模なマンションを建てるのはおかしいです。
先進国では、まず近隣住民と話し合い、住民が納得する建物を業者が計画するそうです。まちを壊さない建物を建て、近隣に溶け込むようにする計画。そのような計画を進めるべきなのではないかと思います。
日本は建築後進国ですね。
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