生まれて2ヶ月の赤ちゃん。
この子のお母さんは、中国の国籍を持つ女性です。
日本人のだんなさんからの、やさしくない言葉を受けていることを話しながら、
きらきらした瞳にいっぱい涙を浮かべます。
心配して中国から来たお母さんも「これでは夫婦ではない」と、涙をこぼします。
彼女も、彼女の赤ちゃんも、彼女のお母さんも、そして、
一度は、一生、一緒に生きると彼女の選んだ人も、
みんなが幸せになるためには、どうしたらよいのだろう。
今日も、涙を見ながら、これからのことをお話してきました。
この子のお母さんは、中国の国籍を持つ女性です。
日本人のだんなさんからの、やさしくない言葉を受けていることを話しながら、
きらきらした瞳にいっぱい涙を浮かべます。
心配して中国から来たお母さんも「これでは夫婦ではない」と、涙をこぼします。
彼女も、彼女の赤ちゃんも、彼女のお母さんも、そして、
一度は、一生、一緒に生きると彼女の選んだ人も、
みんなが幸せになるためには、どうしたらよいのだろう。
今日も、涙を見ながら、これからのことをお話してきました。
とても柔らかそうで小さいけれど、どこかしっかりとしていて頼もしさすら感じる手ですね。
家庭の事情はそれぞれでしょうけど、国と国の軋轢に起因する個と個の軋轢の中に
育っていくこの子の心が傷つかないことを祈るだけです。
この間、私の知り合いも、中国の女性との間に子供が授かりました。
二人はその赤ちゃんをおじいちゃん、おばあちゃんに一目会わせてあげたいと
日本への2泊3日の旅行を計画しましたが、これが大変面倒なことになっています。
日本の政府が簡単に入国を認めてくれません。
「日本での身元引受人は誰?」「その人の所得証明をだせ」
「一緒に写っている写真をだせ」・・
これは、嫌がらせかと言いたくなるような書類の内容です。
まだ、彼女と赤ちゃんは、おじいちゃん、おばあちゃんに会えていません。
「個人の心の問題」でかたずけられようとしている靖国問題が、
小さな子供たちの上にも暗い影を落としていると思うとやりきれないです。
隣国の人たちと、心から仲良くできる社会を早く実現したいものですね。
外務省のサイトからざっと抜粋すると
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/kokuseki/kokuseki.html)
〔親族・知人訪問〕
1.招へい理由書
(注1) 査証申請人を招へいする在日の親族・知人が作成して下さい(例えば、在日の子供
が査証申請人である親を招へいする場合には、在日の子供が作成して下さい)。
(注2) 様式は6ページ目の「招へい理由書」(A4サイズ)です。
(注3) 招へい理由が親族訪問の場合で、例えば、在日親族の出産介護、病気介護結婚式
参加等を目的とする際には、医師の診断書、結婚式場の予約証明書等招へい理由を
裏付ける資料を添付して下さい。また、知人訪問の場合、申請人と招へい人との関係を
示す写真・手紙等の資料を提出して下さい。
2.滞在予定表
3.身元保証書
4.身元保証人に関する資料
(1) 日本人の場合
(a) 住民票(全事項証明、発行後3か月以内のもの)
(b) 在職証明書、営業許可証等の職業を証する文書
(c) 市区町村長が発行した直近の課税証明書(総所得金額記載あるもの)、税務署発行の
納税証明書(様式その2)又は税務署受理印のある確定申告書控(いずれも総所得金額
が記載されているもの。源泉徴収票は不可)のうちいずれか1つ
お友だちは、大変ですね。
国と国との軋轢の中に、子どもたちが巻きこまれることのないように・・・
ほんとうにそうですね。いつのときも、一番小さな子たちが、
犠牲になってしまいます。
小さな手がぎゅっと握っているもの、それはきっと
人間が失ってはいけない、優しさ、喜び、勇気・・・
その手を開いたときに、それが世の中に広がっていくはずだったのに、
今は、シャボン玉のように消えてしまっているのではないかとさえ思ってしまいます。
小さな手が握っているものを、私たちは全力で守らなければ。