江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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予算委員会7日目は、教育費です。

2021-03-08 | 学校や子どもたちのこと
【予算特別委員会7日目!教育費】

今日で、予算審議はすべての項目が終わりました。
写真の下は、委員会室の机の上に置かれているディスプレーです。(他の方のお名前は伏せました。)」運用時間含めて全て使い切りました。時間がもっとたくさんあれば、もっとたくさん皆さんの意見を伝えられるのに、と思います。でも、日常の中でも、ちゃんと伝えていくことができる。だから、毎日を大事にして、これからもがんばります。

明後日には総括意見を述べ、その翌々日には、月1の、福祉健康委員会があります。それが終わって、ようやく日常の生活に戻ります。

本日は、以下の3点を述べました。

■【どの子の放課後も豊かになるように。特別支援学級の子も、希望する誰もが入れる、すくすく・学童クラブになるような仕組み作りを(第1目教育推進費)】

■【通学路の見守りにシルバー人材センターの方の活用を(第2目学務費)】

■【不登校の子たちをサポートする「登校サポートボランティア」に最低賃金の適用を(第5目教育研究所費)】

【それぞれを詳しくいうと】

■【どの子の放課後も豊かになるように。特別支援学級の子も、希望する誰もが入れる、すくすく・学童クラブになるような仕組み作りを(第1目教育推進費)】

①時間の延長、補食の再開。どんなに待ち望まれていたことでしょう。3月3日、補食の提供についてホームページに出されてから喜びの声が届いています。働く保護者の声の高まりを受け、すくすくとともに、学童クラブの大切なものは無くさない。その方向で区と区議会が大きく変わってきていると感じます。

改めて、すくすく学童のそれぞれに、入ることのできる対象の子をお聞かせください。

《A:区立小学校に通っている子。その学区域の子》

障害を持った子は、どの子も対象になりますか。

《A:障害を持っている持っていないという子ことでの違いはありません。》

拒むものではない。しかし、現実としては1人で過ごせない子には、親御さんなりヘルパーさんにいてもらわなければならない。
「障害を持った子の親は働いてはいけないの?」その声に、応えるために、考えを進めていただきたいと要望します。
特別支援学級の子も、希望する誰もが入れる、すくすく・学童クラブになるような仕組みづくりに踏み出してください。

■【通学路の見守りにシルバー人材センターの方の活用を(第2目学務費)】

昨年の本会議で、「通学路の見守りにシルバー人材センターの方の活用を」取り上げたところ、学校関係の方から、様々な声をいただきました。その中で多かったのは「何箇所かだけでもいいので、シルバーさんに入っていただけるなら助かります」というものでした。

今年度、PTA会費でお願いしたきた学校は、3月末で、もうシルバーさんには頼めなくなります。
この学校は、安易にシルバーさんを選んだわけではありません。先生方も親御さんも、交差点に立っています。
校長先生は、町会はもちろん、地域の企業にも声をかけ、子どもたちの登下校の見守りをお願いして歩きました。それでも、足りないから、シルバーさんにお願いすることを選んだのでした。

本会議では、教育長から、
「一部の地域で委託経費を負担することは、あるべき姿であるかどうか」とお答えいただきました。その後、この件で学校とお話しされていますでしょうか。ご検討は進んでいますでしょうか。

《A:一部の地域で委託経費を負担することは、あるべき姿であるかどうか、ということに変わりありません。》

一部の学校にだけ委託経費を負担することはあるべき姿か、ということについては、
例えば、
小学校で日曜日に行われている「遊び場開放」。その鍵開け鍵閉めけのために、シルバー人材さんにお願いしている学校もございます。それは、全部の学校ではありません。区内34校です。
しかも、その委託費は教育委員会から出ています。
ということは、一部の学校であるけれど、必要な学校には、こうしてシルバー人材さんにお願いを既にしているということです。

とすれば、交通安全の見守りも、学校が必要と思えば、お願いできるのではないでしょうか。
いかがでしょうか。お答えください。

《A:地域と学校との関係を大事にしながらということをこれまでどおり、大事にしていきたい。》

それはもちろんです。足りないところだけお願いしたいと思っているのです。

同じことをすることを「公平」と言うのではないと思います。

その学校が今必要としていること、そのことに力を貸すことが、教育委員会の大事な役割ではないでしょうか。

再検討願います。以上です。

■不登校の子たちをサポートする「登校サポートボランティア」に最低賃金の適用を(第5目教育研究所費)】

不登校の子たちへのサポートの仕方は様々です。その一つに、「登校サポートボランティア」があります。現在、「ステップサポーター」と呼んでいます。登校時だけでなく、登校した後にも、話し相手になったり、学習の見守りを行うというということで、より良い名前になっていると思います。

大事な役割を担うステップサポーターの方々ですが、報酬は、1時間あたり1,000円。最低賃金以下です。

昨年も申し上げましたが、指示を受ける時間の拘束がある場合は、有償ボランティアだとしても、労働者制が認められ、最低賃金に関係する。ということを、厚生労働省、労働基準局、労働基準監督署などにも聞きました。

ステップサポーターの報酬1,000円は、せめて最低賃金を守るべきではないでしょうか。いかがでしょう。

《A:課題として研究したい。》

今のお答えは、大きく前進したお答えだと思います。大事な事業だからこそ、最低賃金以上の報酬と交通費含めた雇用の仕方の検討を願います。

また、退職好調先生方の待遇についても、改めてご検討願います。

最後になりますが、子どもに寄り添い、学校に寄り添い、励ましてくださる、指導主事の方々がこれからも元気でいていただけるよう、島村委員のおっしゃった増員を(教育費の中で、島村委員から、指導主事が江戸川区は少ない。毎年1人ずつでも増やすことが必要、という質問があったのです。全くその通りだと思います。)、心から望むものです。
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