江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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■サイレンと、ICUでの初めまして

2009-04-25 | ご相談のこと
消防車は、十数台出動しました。
ぼしゃぼしゃと、こんなに雨の降る日であるのに、
残念なことに、
全焼でした。
ご家族を亡くされたその悲しみはいかばかりか、
計り知ることなどできません。
ご冥福をお祈り致します。

火事を知ったら、現場へ駆けつけます。
それは、何か、お困りのことがあれば、
お手伝いできることがあれば、
少しでも役に立てることがあればと
思うからです。

消防士の方々の火を消すという一番大事な仕事のあとに、
必ずやってくる、生活の再建。
だから、現場へ駆けつけるのです。

そう。この日は、台風のような暴風雨の日でした。
私は、私を励ましてくださった方が、倒れ、
病院に運ばれたというので、少し遠くのその病院まで
車で向かう途中でした。
サイレンを聞き、どこだろうかと消防署へ連絡をし、
現場へ直行したのでした。

そして、火が消えたのを確かめたのち、
再び、病院へ向かいました。

ワイパーを一番早くしても、それでも雨で見えにくいほど。
それでも、病院に行きたかった。

ある方の相談を通じて、知り合ったこの方は、
いつもいつも励ましてくださった。
それは、メールやブログのコメントで。

ICUにいたその人は、静かに息をしていました。
目も開けずに、ただただ息をしていました。
私はその人に、たくさんの感謝と、思いを話し、
手をそっと握ってきました。

でも、こんな形で、初めまして、なんて・・・

命の長さは、神様にしかわからない。
でも、どうしてこんな悲しいことを、神様は決めるのだろう・・・
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