江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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反貧困 世直し大集会2009

2009-10-17 | 行事*集会*懇談会のこと
芝公園で行なわれた「ちゃんとやるよね!?新政権~反貧困 世直し大集会2009」
「貧困をなくしたい」その思いをみんなで表現しよう。
その呼びかけに集まった700人の人々と一緒に、ヒンキーというシンボルの人文字をつくりました。
黒い紙を持って並んだお隣には、あの、宇都宮健児弁護士さん。
全国ヤミ金融対策会議  豊田商事事件・地下鉄サリン事件などでも
被害者救済にいのちをかける魂の人、熱血弁護士さんです。
新聞紙上ではいつもお見受けするものの、直接お会いする機会が私はなかったのですが、
今日は主催者のお一人として集会をつくられ、一緒に人文字をつくられていました。
とてもほっとする優しい笑顔をお持ちでした。

「貧困をなくすための世界同時アクション STAND UP / TAKE ACTION。
2015年までに貧困を半減させる国連のミレニアム開発目標にちなんだ国際反貧困デーにあわせて、
10月16日~18日、世界中の人々が立ち上がります。貧困問題解決にむけて、みんなの思いを表現しよう!」

 
アフリカのNGO活動家ギュスターブ・アッサーさんは、「アフリカにある問題が、ここ日本にもあった」と。
西アフリカのベナン共和国で、貧困を無くすためのキャンペーンや政策提言、農村開発などに取り組んでいる方の
言葉は重いものでした。

  
国会議員へはどの党へも呼びかけをされたようですが、本日お見えになったのは、お三方。
民主党のやまのいさん、社民党の保坂さん、そして日本共産党の笠井あきらさんです。
民主党さんは、この年末に年越し派遣村が必要でないようにすることが必要。2ヶ月半でやるとおしゃいました。
決意はもちろんご立派ですが、すでに各地で、派遣村ができている状況です。
本当に無くすためには、2ヶ月半では無理ではないかと思います。
毎日のように、生活保護を受給しに一緒にいっている地域の議員からすると、
絵空事のように思えてしまうのはなぜでしょう。
それは、根本解決策でもある大企業の大量派遣切りなどをやめさせ、
資本主義のこの枠内でのルールをつくろうということには、触れられなかったからでしょうか。

日本共産党の笠井あきらさんからは、緊急対策とルールづくりということが話されました。
すでに、トヨタや電気産業では、期間を区切った派遣の募集をかけているそうです。
失業給付の臨時延長、雇用保険の緊急支援、労働者派遣法の早期の改正、
中小企業を守ること含めて、超党派での日本をつくろう、世界をつくろうと呼びかけていました。

 
加藤登紀子さんが、湯浅さんの呼びかけに応えて、歌を歌ってくださいました。
今日の集会には、貧困である当事者たちもたくさんきています。
貧困であるときには、文化に触れることもできません。
日本は文化に触れることにはとても高いお金が必要ですから。
笑顔で聴き入っている人たちの表情を見ながら、私は、
文化は、人間の心の豊かさにとって必要なものなんだと思っていました。

主催者である湯浅誠さん。この度、このたび国家戦略室の政策参与への就任が内定されました。
「主な仕事は年末対策で、とにかく人々の貧困化を防ぎ、去年のような事態を回避することが目的です。
さっそくいろいろな「障壁」にぶつかっていますが、あと73日。できるかぎりのことをしていきたいと思います。
政策参与は非常勤国家公務員であり、権限がない代わりに発言等の制約もありません。
社会に対する働きかけはこれからも続けていきますし、また、そうした運動が強くなければ、
中で騒いでも迫力がありません。今後ともよろしくお願いします。」
次々と打ち出す反貧困のアクション。私もこのブログでも、これからの予定などお知らせしていきますね。
 

久しぶりの芝公園界隈。駅までの道で見つけた風景。
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