AKBを切りつけた24歳の男性は、高校をいじめられて中退したと報道で見た。では、どの時点でなら、彼の心の隙間に悪が入り込むのを止められたのだろうか。
学校の背負っている課題はとても大きく、重いものだと、改めて感じる。
松江小学校PTA歓送迎会。
校長先生が、朝の登校時に登校班とは別に少し早く来る子どものことを話してくださった。
障害を持ったそのお子さんは、少し遠くから通っている。その子が校門で待っている校長先生とおはようございますの挨拶をした後、スキップして学校に入って行くとのこと。
一人の子どもも大切にできないことのないように、学校づくりをしたいと話してくださった校長先生は、今年転入されてこられた。
学校を変わることは、最高の研修の場。そうおっしゃる先生は、笑顔をたやさない。
来賓としておいでの松江南地区委員会委員長さんからは、子どもの人権擁護委員としてのご活動についてお聞きできた。
法務局に、子どもの人権110番が設置されてから、小中学生からの相談が、手紙や電話で寄せられ、多い月では一日数百件ある時も。
そして、事例研究や、使ってはいけない言葉など、研修会を開きながら、子どもたちの相談にのってくださっているとのこと。
PTAが一緒になって、子どもたちを守る。子ども達を守れる親になるために、みんなで勉強する。
そう、子ども達のことを思うなら、一人の親のことも、忘れてはならないのだと思う。
担任の先生と学校にはおっしゃったとのこと、校長先生にはお話しなさいましたか。まだなら、校長先生に。
すでに話されていてそれでもだめなのであれば、江戸川区役所の中にある教育委員会へ。
また、人権擁護委員という方もいらっしゃいますが、まずは、教育委員会が良いかと思います。
ご自分でいかれますか？一緒の方が心強ければ、一緒に参りますからね。遠慮なくおっしゃってくださいね。見えないところでの陰湿さが加わったとすると、お子さんは、さらに苦しい立場に置かれていることでしょう。いっときも早く解決しなければなりません。
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早くに解決することを願っています。