江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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食の支援への敬意と混乱。オンライン教育に踏み出すための端末調査を。学校再開時には分散登校。

2020-05-18 | 新型コロナに負けない。みんなで乗り越えよう。
今日から、始まりましたね。
【1】小中学校での昼食の持ち帰り
【2】オンライン学習・授業についてのアンケート調査

その2点について、先週水曜日の「子育て・教育力向上特別委員会」で、皆さんの声を伝え、大事にしてほしいことの提案をしました。

【1】昼食の持ち帰りについて
食の支援を始めたようとしたことへの敬意と、しかし、見えてきた学校現場の混乱。

⚫︎登校日を通知した後の、昼食配布の決定による混乱。
⚫︎100円以内で作ることができるのかという課題。
⚫︎食中毒、異物混入、衛生管理への不安にどう立ち向かうか。
 

●今後、混乱を少しでも避けるためには、学校現場の声を聞き、「時間」を渡してほしい。
⬇︎
経緯もあり急なことになるが、お含みおき願いたいとして進めてきた。日取りも、課題とは別に改めて配布するなど柔軟にと、通知している。100円という額も標準ということであり、100円以内で収まるようにと伝えている。

●そのことからも、学校再開に向けては、少しでも早く内容と期日を示していただきたい。
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再開をしたとしても、6月1日からすぐにみんながきて6時間授業をするということにはならないだろう。分散登校なども選択肢として考えている。

【2】オンライン学習・授業について

●端末を持っているか。ネットが使える環境はあるかの調査をすぐに始めて頂きたい。
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把握することは重要だと思う。なるべく早く把握したい。

●数万台の端末を確保することはできる。オンラインを行う方向を見据えて動き出して頂きたい。
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あるということがわかったことがありがたい。

■以下は、述べた意見全文です。

【1】1点目は、昼食の持ち帰りについてです。

「良いと思うことはやっていこう」というご判断だったと思います。

11日月曜日に初めて聞いた時には、その一歩を進んでくださったことを、良かったと思いました。
ところが、そこには、問題点があることもわかってきました。

11日月曜日に初めて聞いたのは、私だけではなく、現場である学校もそうであったとのことですね。そのことで、今、学校は、相当に大変な思いをされています。

⚫︎その一つは、登校日、課題配布日についてです。
すでに、多くの学校は、、午前、午後と分けて、なるべく少ない人数での登校となるように、登校日を通知済でした。
それを、昼食を配るための10:30〜12:30に変更をして、さらに通知をし直さなければならなくなりました。

⚫︎二つ目は、区の補助金100円を超えてはいけないと通知されているようですが、100円で収まるのかということにも、非常に頭を悩ませています。

⚫︎そして、三つ目、最も心配されているのが、暑い時期にもなってきますので、食中毒、異物混入、衛生管理の面です。

やろうとしてくださったことには、敬意を持っています。
子どもたちや家庭も、多くは、喜んでくださるだろうと思います。

●ただ、今後なさる時には、少しでも、「時間」を、学校現場に渡してあげてください。
緊急時ではあるけれど、しかし、せめて、学校で何かを決定する前、今回であれば、登校日時を通知する前に、また、現場の栄養士さんたちの意見を聞くなど、お願いしたいと思います。

以上のこととも重なりますが、
●学校再開に向けては、いくつもの観点があると思いますので、その通知については、なるべく早くにお示しください。

5月31日までの休校延長も、都が決めなければ、区として伝えられないとのことでした。
多分、都に対しては、「早く決定してほしい」と、相当、区の教育委員会は、伝えていると思います。
しかし、どうしても、との決定が必要なら、5万人の子供たちが通う学校の為に、そこを、さらに強く要望願いたいと考えます。

【2】オンラインについてお聞きします。
5月1日から、各学校からの動画配信が見られるようになっているとのこと。今後のオンラインに授業などについては、どのようにお考えか、お聞かせください。

感染者数の少なさは、PCR検査数そのものが少ないことによると思われます。ですので、全校一斉全ての子が投稿するということはまだ時間がかかるだろうと考えます。そうすると、オンラインによる、授業を検討していくことが必要だと思います。そこで、まず、

⚫︎①子どもが使える端末を持っているか。②ネットの使える環境はあるか。
その調査が必要だと思います。ぜひ、行っていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

⚫︎また、端末については、区内5万人の子のうち、持っていない子、お家にはあるがお父さんやお母さんが使うものだけで子どもが使えるものはないという家庭を考えると、その台数は、数万台にのぼると思われます。

●その数万台をどうするのか。わたしも考えました。

一つは、専門学校などで、数年に一度、買い換えているので、その廃棄する物をいただく。
あるいは、個人のお宅で、眠っているものの拠出をお願いする。
もちろん中身をクリーンにする業者にお願いをします。

●さらに考えました。

区から名前が上がらなかったMac、Appleさんにお話をさせていただいたところ、なんと新しいものが確保できるとのことがわかりました。

区として、オンラインを行う方向を見据えて、動き出していただきたいと考えます。

 
■「多様な性にYESの日」
先週お知らせした5/17。タワーホールもレインボーカラーにライトアップ。

◼️食の支援が必要なことは、私の事務所をつかっていただき、皆さんの協力で、子どもたちへのおにぎりを渡したことで、わかっています。1ヶ月22回の日にちで、約800人の方がみえましたから。

だから、始めるにあたっては、学校現場とよく相談をして欲しかったと思うのです。

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