憲法を語る夕べ

同僚の区議会議員が逮捕されたと、今日報告を受けました。
「フリーウェイクラブ」の副会長として、高速道路の無料化を掲げ、実際に無料で走ることを
指示したという報道です。
会派は別であっても、同僚の中からの逮捕というのは、やるせない。

区議会はこの日、午後０時半から、正副議長と各階は幹事長らで構成する
議会運営委員会を開き、猛省を促すと、声明を出しました。
憲法を守る。市民道徳を守る。大事なことがどうして壊れてしまうのか。
江戸川区の関係では、１０月から３人目の逮捕者となりました。
社会の中の腐敗が、身近に迫っています。政治を社会を変えなければなりません。


今晩は、私たちがいつもお世話になっている、東部法律事務所が主催する
「憲法を語る夕べ」が、ティアラ江東で開かれました。
１２４３席は満員で、後から来た方の中には帰らなければならない方々もいらっしゃったほどです。

市原悦子さんが朗読劇をしてくださるときにおっしゃいました。
「憲法を変えようとしたり、９条を変えようとする動きがあります。
私も勉強しなければいけないと思っています。・・・
私は、終戦を迎えて、戦後の食糧難が私の人生にとってとても大事なことでした。
世界中から戦争と飢えがなくなるようにと、強く思っています。」

現在東大教授であり、９条の会事務局長の小森陽一さんは、先ほど国会の衆院教育基本法特別委員会で　
教育基本法が、自民、公明の与党などの賛成多数で可決されたと、教えてくださると、会場からはどよめきが。
主権者としての国民が不断の努力で憲法を学び、伝えていくのだと、力強いお話に、
一緒に行った大学生の女性も、友人たちともっと話さなければと。