新しい道を歩き始めているけれど、
そのはやさは、それぞれ。
今なお苦しんでいる方たちもいることを、
そして、あの時の壮絶な苦しみを、
忘れてはならいのだと、心に締める。
3月11日。
2011年の1年間は、
当時高校生だったあかりさんが作ってくれた、
仕分けをきちんとして送ろうという物資のチラシをもとに、
40回の物資を集める日を設け、
10次にわたり、被災地へお届けした。
「ブラジャーが欲しい、できたらワイヤー入りのものがあると・・」と女性から言われた時に、
「喪服が欲しい」と言われた時に、
「子どもたちに浴衣を着せてあげられたら」と言われた時に、
支援も物資も、
その時々で必要なものが変わってくることも知った。
食べ物、下着、メガネなどの緊急な物から、
生きることを少しでも豊かにする物へ。
ブラジャープロジェクト、喪服プロジェクト、
浴衣プロジェクト・・
絵本、文房具、お雛様・・
提供してくださった方々は、2,000人を超えた。
そして、お届けする時には、
その時にその地でできるお手伝いをさせていただいた。
瓦礫の撤去から始まり、避難所での編み物や遊びの時間、
子供達同士の交流、仮設住宅への荷物の運びこみ‥
そして、今なお繋がっていてくださる”被災地”の方々との心の絆に、
私自身が勇気をいただき続けている。
私はあの日から、被災地支援を復興の日までと誓った。
その誓いは、忘れない。
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