お金がないから、お墓はどうしたらよいでしょうか。
そのようなご相談は、尽きません。
先日は、老夫婦の方でした。
「娘は結婚していないので、自分たちが死んだあと、娘が亡くなってしまったら、誰も墓をみてくれる人がいなくなるので、できたら合同の墓地に入りたい。でも、お金もないので、高いお墓には入ることができないのです。」
真面目に働いてきたご夫婦です。
先週は、お連れ合いが亡くなったばかりの方です。小さい頃からの虐待のため、50歳を過ぎて今もなお、心に苦しみを抱えています。大事な方が亡くなって、でも、お墓は到底買うことができない。しかし、出来る限りの事はしてあげたい。近くにお墓があれば、お弔いに行くこともできると。優しい気持ちになれたのも、お連れ合いがいたからでした。
ストゥーパ=合祀墓
お金のない方でも、ご供養ができるように、つくられているお墓がございます。
幾度、こちらにお世話になったことでしょう。
「寿光院」
大河内ご住職とお話をすると、ほっとします。
亡くなった方が、安心して成仏することができるところをおつくりくださって、ありがとうございます。生きている方がご供養できるところをおつくりくださって、ありがとうございます。
みなさまも、お困りの時は、どうぞ声をかけてくださいませ。
わたしは、今日はこれから、瑞江の火葬場へ行って参ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます