学びスタジオ®︎ブログ

塾での出来事や教育について書きたいと思います。

"ちょっと運動"が集中力をアップ

2021-12-25 16:16:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。
本日も、ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、運動と勉強の関わりについて書きます。

❤︎運動は集中力を高める

勉強に、集中は必要ですね。

そして、
運動はこの集中力を高めるのにすごく効果があります。

❤︎たった4分の運動でも、集中力が高まった

ある調査では、
たった4分間、
心拍数が上がるような運動をやってもらったところ、
その後の集中力が高まることがわかりました。

❤︎運動の効果

運動の効果は3つあります。

❶集中が上がる

❷精神力が鍛えられ、ストレスに強くなる

❸体のコンディションがよくなる
しっかり食べ、しっかり睡眠を取れます。

❤︎運動と認知能力の関係

本格的なスポーツをする必要はなく、
たとえ短い時間でも、
体を動かすことで脳が活性化し、
認知能力をアップさせる効果があります。

例えば、
学校や塾に通うときに、
早歩きして通学して、
心拍数を上げるだけでもいいのです。

❤︎「運動することが脳の世話をすること」よ

親御さんは、
運動が得意にならなくてもいいので、
"運動することで自分の脳の世話をする"ということを、
子どもたちに教えてあげてほしいと思います。

❤︎ 学生時代に身体の状態とその後の仕事についての調査

また、
学生時代に身体のコンディションが良かった人は、20年後"いい仕事"に就いていた、
という調査結果があります。

運動習慣を生活の一部にしている人は、いい仕事に就いていうことですね。

学校まで歩いていく、
エレベーター、エスカレーターを使わずに階段を上る、
昼休みに外で遊ぶ…

こうしたことを繰り返して、
"ちょっと運動"習慣はできる人が、いい学習、仕事をするようになるんですね。

❤︎まとめ。"ちょっと運動"の習慣で集中力も自信も身につく

「勉強前の10分の早歩きで、集中力が上がるよ」
子どもに教えてあげましょう!

ちょっと運動することで
集中力が上がります。
また、
しっかり食べれるし、
しっかり眠れるようになり、
体のコンディションが良くなります。

さらに、
集中ができる状態が続くので、
成功する可能性か高まります。
自信もついてきますね。

"ちょと運動"
を生活の中に取り入れることは、
とっても大切なことです!

書き写し読書は、納得できる生きた読書!

2021-12-24 20:54:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

情報が多く、
速さを重視した読書をしていて、
「内容をしっかり理解できないのではないか」と感じることはありませんか。

今回は、本の内容を確実に身につけることができる精読について書きます。

❤︎精読の3つの方法

❶音読する
❷本に書き込見ながら読む
❸書き写しをする

このなかでも、
"書き写し"は、精読の最たるものです。
書き写しは、
本の内容を正しく認識するのに非常に役立ちます。

❤︎書き写し読書がいい理由

❶インプットとアウトプットの繰り返しによって記憶に残る

①本を読む(インプット)
②読んだ文章を書き取る(アウトプット)
③自分が書いたものを見る(インプット)
……
情報を入れたり出したりする作業が、
記憶を向上させます。

❷誤読を防ぐことができる

速く文章を黙読すると、
脳はおのずとわからない部分を読み飛ばしたり、
文脈を勝手に解釈したりしてしまいます。

1文字1文字丁寧に書き写せば、
文字に意識が集中するため、
誤読につながる状況を防ぐことができるようになります。

❤︎書き写しによる読書方法

本に書かれている文章をすべて書き写すのが理想です。

しかし、
実際にそれを行なうのは非常に困難です。

❤︎書き写し読書のステップ

ステップ❶気になる箇所へ線を引きながら、一度通読する

ステップ❷線を引いた箇所のうち特に重要な部分を囲い込み、ノートへ書き写す

ステップ❸各章末の結論部分を3回読んだあと、もう一度通読する

❤︎ステップ❶の"線引き"

"線引き"は、線を引いた内容を重要な情報だと脳に認識させる効果があります。

❤︎ステップ❷の"囲い込み"

"囲い込み"は、
重要な内容をいっそう強く認識するために行ないます。
目安として、
囲い込むテキストの量の全体の10分の1程度にとどめます。

また、
わからない箇所を読み返したり、
知らない単語の意味を調べます。

感銘を受けた箇所は、
「勉強になった」「納得できた」…
簡単な感想も余白へ一緒に書き込みます。
これをすると、
感情を伴う「エピソード記憶」になり、
本の内容が覚えやすくなります。

❤︎ステップ❸で仕上げ

各章末の結論部分を3回読んだうえで、
もう一度通読します。

ここまでやっていくと、
本の内容のほとんどが理解できるようになっています。

❤︎書き写し読書の効果

❶"わかったつもり"が減り、納得感が高まる

読む速さだけを重視した読書では、
わかりにくい言葉を前後の文脈でなんとなくとらえてしまいます。

しかし、
書き写しをすると、
「この単語はどういう意味だ?」
と立ち止まることができ、
本を読み返したり、
辞書で調べたりして、
本の内容をより深く理解できるようになります。

ひとつひとつの言葉を丁寧に読み解くと理解が深まり、
「なるほど!」
という納得感が高まります。

❷読書が楽しくなった

知らなかったことを知ることは、
楽しいことです。

理解できれば、
その内容を実生活に役立てらことができます。

「なるほど、そうなんだ」
という納得が増えると、
読書がグーンと楽しくなります。

❤︎まとめ。書き写し読書は、納得できる生きた読書!

書き写し読書で精読をするには、
ちょっと大変で時間がかかります。

しかし、
本の内容をしっかり覚えることができ、
「へー、そうなんだ」
と納得感を得られます。

この納得感が大切です。
納得できたからこそ、
内容の理解にとどまらず、
その内容がおもしろいと興味を持つことができるからです。

これこそが、
生きた読書ではないでしょうか。

子どもたちに、
音読と共に、書き写し読書を通じて、
本を読む楽しさを実感し、
内容を正確に理解するスキルを磨いていってほしいと思います。

言葉を覚える能力はみんな持ってる!

2021-12-23 13:39:00 | 日記



こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の塾長の奧川えつひろです。

今日は、言葉について書きます。

言葉の多様性は、私たち人間独特なものです。
言葉を通じて、感じ、そして、伝えます。
本当に大切なものですね。

❤︎言葉を覚える能力はみんな持っている

言葉を覚える能力は、
すべての子どもに生まれつき備わっています。

それは訓練によって促進されるものではなく、
私たち人間がもともと持っている力です。

❤︎初語が出る

50~70語を理解して、
はじめて初語が出ます。

言葉を話すには、
言葉の意味を理解していることが必要です。

はじめて言葉を口にしたとき、
その子どもは
すでに50~70語の言葉を理解している
と考えられています。

❤︎言葉の発達の順序

言葉の発達には順番があります。

❶"聞く時期"。
❷"単語"を口にする時期。
❸単語が200語くらいたまると"二語文"を話す時期。
❹"助詞"を使える。
❺その後に"過去形"を話せる。

子どもによって時期は個人差がありますが、
こうした発達の順序は、
すべての子どもに共通しています。

❤︎大切な言葉を蓄積する"聞く時期"

最初の"聞く時期"に、
子どもはたくさんの言葉を蓄積していきます。

この時期に、
子どものまわりの言葉の環境が豊かであることが、言葉を伸ばすためにとても大切です。

❤︎3歳児はどのくらい話せるようになる?

3歳くらいで話す言葉は、
だいたい500~1,000語といわれています。

「ママ テレビ 見る」…
三語文を話し始めるのもこの頃です。

数への関心も強くなって、
3つ並んでいるものに
「1、2、3」と
指差しをしながら数えることができるようになっていきます。

3歳という年齢の概念も分かってきますよ。

ごっこ遊びも上手になり、
主人公になりきって話をしながら
遊べるようになります。

また、
自分の状況を
「お腹がすいたよ」
「暑い」…
と理解して伝えられるようになります。

❤︎3歳〜6歳は言葉を吸収するスポンジ脳

3歳から6歳頃までの時期は、
言語学習の能力が抜群に発達する時期です。

3歳~6歳という時期の子供には
「お花」
という言葉も、
「萼片(がくへん)」(花びらの付け根の外側にある緑色の小さい葉のような部分)という言葉も、
同じレベルで覚えます。

大人にとっては難しい言葉も、
子供にはそう写りません。
すべて一緒なのです。

動物学、植物学、地理…
子供のまわりにある目に見えるものなら、
細かい用語も覚えることができます。

❤︎3歳で覚える単語なんか、すぐに忘れるのでは?

実際そうかもしれません。
しかし、
幼児期に一度学習すると、
その後小学校・中学校へと上がり、
実際にその分野を勉強する時になると、
それらの言葉はスーっとよみがえってくるのです。

中学校で難しい専門用語を
初めて聞く子どもにとっては、
覚えるのに苦労します。

言葉が簡単に覚えられる時期というのは、
2歳半頃から始まりますので、
この時期から、
たくさんの言葉を聞かせたいですね。

❤︎まとめ。言葉が学力の土台に

3歳から6歳までの幼児の時期は、
言葉を覚えるのが得意な時期です。

型にはめた勉強より、
いろいろなものを実際に見せて、
一緒に楽しみながら、
いろいろな言葉を聞いて、
実感して、
覚えていってほしいと思います。

そして、
感情表現豊かで、
学力の土台もしっかりと築いていってほしいと思います。


パターン丸暗記 “フェイク学習”は、危険がいっぱい

2021-12-22 19:08:00 | 日記

こんにちは、学びスタジオ東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

今回は、“フェイク学習”について書きます。

❤︎"フェイク学習"とは

“フェイク学習”はと、
パターンを丸暗記して身につける学習方法です。

そして、
この学習方法は。
低学年ほど好成績がとれますが、
学年が上がっていくと、
どこかでつまずき、
学力を取り戻しにくくなる状態に陥ってしまう可能性が大きい
危険な学習方法です。

❤︎算数ができない子ども

算数の偏差値40の子どもは、
まだ、勉強方法が身についていません。

その子どもに、
考え方の道筋を教えながら学習をします。
すると、
「あ、そういうことか」
と解くようになり、
「こういうふうにも考えられるね」
と別の解き方も見つけ、
自分の言葉で説明できるようになってきました。

こうなると、
テストの偏差値は40だけど、
実際は60以上の潜在能力・ポテンシャルがあるといえます。

❤︎算数が得意な子ども

一方、
偏差値が60ある子どもがいます。

この子どもは、
解法をパターンの丸暗記をして、基礎が脆弱な、
いわゆる"フェイク学力"です。

中学受験の6年生の内容はどんどん高度になり、
暗記だけで太刀打ちできなくなってきますが、

それまで成績がよかったので、
この勉強方法を変えないままで勉強するので、
どんどん成績が下がってしまいました。

❤︎真面目な子どもほど、陥りやすい

真面目だからこそ、
一生懸命、
目先の点数をとることをがんばって、
それが"フェイク学習"に陥りやすいです。

❤︎真面目な子には、丁寧に勉強法教える

しかし、
真面目な子どもほど、
しっかりと丁寧に勉強方法を教えればちゃんとできるようになります。

今は、
丸暗記することが、勉強だと思っています。

だから、
勉強のやり方を基本からやり直し、
"正しい勉強のやり方"を教えてもらうことがカギになります。

❤︎真面目な子は、変わる

勉強法は、個性ではありません。
個性だから、仕方がないのではなく、

"正しい勉強法がある"ことを教えてあげます。

正しい勉強法を教えてあげると、
真面目な子ほど、変わります。

❤︎"目先の点数"にとらわれる原因

それは、親にある場合が多いです。

実際のところ、
親が目先の点数をとらせようと躍起になり、
「100点取ったら、○○を買ってあげる」
などとけしかけます。

だから、
子どもはどうしたらいい点数をとれるか、
先のことは考えずに、
瞬間的に効果の高い勉強法を選んでしまい、
丸暗記の勉強法が身につけてしまいます。

❤︎パターンの丸暗記の勉強になるのは2種類

❶親がやらせている場合
❷自分で考えてやっている場合

この両者では、
中学高校に上がったときに、
学力の伸び方がちがいます。

❤︎親がやらせている場合

親がやらせている子どもは、
基礎がわからなくても、
難しい問題に対して、
反射的に正解を出せるぐらい
猛勉強させられているので、
この"力技"で、
難関校に合格できることがあります。

しかし、
中学高校でもこの“力技”の勉強では、
点がとれなくなります。
だから、この勉強法をさらに加速させないといけなくなり、
疲れ果ててしまうことになります。
さらに、反抗期も始まり、
本当にかわいそうな状況に陥ります。

これが原因で、学校を辞めてしまう子どもも少なくはありません。

❤︎自分で"暗記勉強法"を確立した場合

一方、
"暗記勉強法"を自分で確立してきた子は、
この“暗記勉強法”がうまく行かなくなると、
勉強の仕方を考えます、

正しい勉強の仕方と出合って軌道修正をすることができます。

特に、
主体性が育つ中学時代に
自分の力で勉強方法を確立できるのは
大きな財産になります。

❤︎まとめ。“フェイク学力”にご注意

子どもの学力の伸びる時期はまちまち、
手っ取り早く成績をあげる
バターンの丸暗記“フェイク学習”は
いずれは、学力低下を招きます。

“急がば回れ”です。

考えて理解する学習習慣をつけることが
子どもの一生の財産になると思います。

子どもの食事の質が学力を左右する?

2021-12-21 14:29:00 | 日記

こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。

私は、家庭菜園をしています。
農薬を使わず有機栽培しています。
昨日も、ラディッシュ、レタス、菊菜を収穫しました。
それぞれの香りがプンプンしていて、美味しく安心していただきました。

食事はエネルギーの源、
今回は、食事と学力について書きます。

❤︎子ども食事の量は、少なくていい?

「子どもは体が小さいから、食事の量も少なくていい?」

これは、noです。

❤︎エネルギーは大人の2倍

体重1Kgあたりで見ると、
エネルギーは大人の2倍、
たんぱく質に関しては大人の1.5倍量
を摂らなくてはいけません。

❤︎成長ホルモンの生成に必要

成長ホルモンによって生成される
"IGF-1(インスリン様成長因子1)"
というタンパク質は、

細胞や骨、筋肉の成長に関係します。

これは、
たんぱく質とカロリーの摂取量に
比例して増えます。

身長が
伸びないなど、いろいろな成長に影響します。

❤︎脳への栄養素

脳に直接入って栄養素として機能する
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、
体内で作りだすことはできません。

だから、
DHAなどが豊富な
お魚などをしっかり食べることで、
脳はしっかり育つようになります。

❤︎DHAの豊富なお魚ランキング

1位 まぐろ
2位 さんま
3位 さば
4位 ぶり
5位 きんき、かつお

青魚が豊富にDHAを含んでいます。

❤︎調理法でDHA量が変わる

お刺身など生の魚で食べると
DHA量は100%取れます。

焼いたり煮て食べると、約20%減少し、
揚げて食べると、約50%減少するそうです。

網の上でサンマを焼いたとき、
じゅうじゅうと香ばしい匂いと共に
したたる脂が出ます。
これこそ、DHAです。

❤︎脳の発育は6歳でほぼ完成

子どもの脳の発育は、
6歳ぐらいまでにほぼ完成してしまいます。

良い脳を育みたいのならば、
6歳ぐらいまでに
栄養価を考えた食事を
しっかり摂ることが大切になってきます。

DHAを豊富に含んだお魚を食べさせてあげましょう。

❤︎まとめ。"食べたものが将来の体を作る"とい意識を持とう

DHAを多く含むお魚を取り、
脳に栄養を贈りましょう。

また、
いまの私たちの体は、
2ヵ月前に食べたものでできています。

常に、
"食べるものが将来の体を作っている"
ということ意識しましょう。

そして、
楽しく食事を取ることも大切です。

親子で楽しく食卓を囲み、
よく噛んで、味わいながら、
美味しく、食べましょう。

楽しく食べると、
消化も良くなるそうです。