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2010-2011 カタギ-ヒトリタビ-ニート

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2010-12-19 04:25:16 | オランダ
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この4ヶ月弱の間、

小さいことは色々あるけれど、
概ね楽しく経過していて、

依然恐怖の閾値が上昇中なくらいな状態で、

明日目が覚めて、4ヶ月旅行してた夢を見てたって言われても、
うっかり納得してしまいそうな日々を過ごしていますが、

中でも、
このテクセル島で過ごした4日間は特に夢のようでした。

テクセル島は

バックパッカーとして、
日本からの観光地として
スポットがあたる場所ではないけれど、

私にとっては特別な場所になりました。

イスタンブールでレオノーラと同室だった自分の強運に感謝。

今朝、涙のお別れをして来ました。
無償の人の優しさに触れるとやっぱり泣いてしまう。

父母を連れてまた来る約束をしました。

春とか夏とか絶対素敵で快適なはず!

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港にて
レオノーラの顔を見ようとフェリーのデッキに出たつもりが、
フェリーの外に出てしまい、

最後の最後にあわや置いていかれるかもという状態になりつつ、
まあなんとか大丈夫で、

アムステルダムへ。

島より雪が積もってました。

待ち合わせでちょっと時間があったので
飾り窓地区へ。

写真1枚ぐらいとってやろうと思ったけどやっぱり無理だったー。

前よりよく見ることができたんだけど、

めっちゃキレイな人からそうでもない人まで

痩せているひとからそうでもない人まで

あらゆる嗜好に合わせられるようなラインナップな気がしました。

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アムステルダムからバスに乗り3時間。

大雪の関係でどうなることかと思いましたが、予定通りでした。

ベルギー・アントワープの宿に大きな荷物を預けていたので戻って来たのでした。

旅をしていて、

観光地をめぐるのも楽しいのだけど、
そこで暮らす人に触れたいという想いが大きくなっていて、

レオノーラだったり、

メグミさんだったり、

いつか絶対訪れたいと思っていたけど、

「いつか」イコール「今しかない」ってことで

ヨーロッパ再訪の目的に急遽組み込んでみたわけなんでした。


・・そして、

クリスマス~年末年始にかけて、南米に飛ぶまで、
メグミさんの宿のお手伝いをして過ごすことにしたのでした。

今日から早速、ちょこちょこ手伝っております。

南米に行く前にあまりバタバタしたくなかった、
出来ればヨーロッパで過ごしたかったという要素が重なったのもありますが、

これもまた今しか出来ないことなのかなと。

その日数であればいけるあろうポルトガルやモロッコも捨てがたくはあるんだけど、

テクセル島の帰りにでも
父母にゲルニカを見せにスペインに行くときに寄ることにします。

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アントワープでクリスマス過ごすんなら、
やっぱり、大聖堂で横になってルーベンスの絵を見るべき?

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食:パン・お茶・ヨーグルト・オレンジジュース
  トムヤムクン風ラーメン
  もやし塩こしょう炒め。

キッチンフリーで使えるからガンガン自炊するよー。
野菜食べるよー。

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2010-12-18 22:30:14 | オランダ
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昨晩は、お休みなさいの挨拶もせず
昏々と眠りについてしまいました。
もともと寝付きは、同室の人に驚かれたぐらい
マンガみたいに良いんだけど、
我ながらビックリ。

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昨日、アムステルダムは豪雪で、交通マヒだったとか。
いや、アムステルダムのみならず、
ヨーロッパ全域が1000年に一度の豪雪?
来る日を1日ずらしていたら、たどり着けなかったことを考えると
恐ろしい・・

今は無事帰れるのか心配だけど・・。

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昨日に引き続きドライブに。
私の趣味が図書館潜入なことをトルコで話したのを
覚えていてくれて、
テクセル島の図書館へ。
こじんまりとした可愛い図書館でした。

そして食道楽。
オランダ名物の煮込みスープやら
魚のフライやら、
アップルパイやら、

もちろんビールも・・
パブにて、イスタンブール再びもバックギャモンもやりました。

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こんなに至れり尽くせりで、
私に出来ることって何だろう・・って考えた結果。
ディナーで日本食を作ることに。

父母は信じてくれないんだけど、
私は密かに料理が得意だ・・と思う。
そしてコレは母の遺伝で、振舞うのが好きだ・・と思う。

メニューは肉じゃがと手巻き寿司。

テクセル島の大きなスーパーマーケットに行くと、
米酢・醤油・わさび・のり・ガリまで調達可能。
みりんが無くて暫し徘徊しましたが、
肉じゃがは、赤ワイン・醤油・さとう少々で問題なしでした。

アボカドとマグロは似てるんだよーという
カリフォルニア的な味も伝授しておきました。

喜んでもらえたようで一安心。
大きな失敗がなくてほんと良かったよ。

調子に乗って、壊れた英語でレシピノートまで書いちゃったしね。
作ってくれたらうれしいなー

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食:パン・ヨーグルト・オレンジジュース・サラダ
  魚のフライ・アップルパイ・スープ
  肉じゃが・手巻き寿司
私にとっても実に久しぶりの肉じゃがなのでありました。
(寿司はジュネーブで頂きました)

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2010-12-17 19:12:58 | オランダ
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フカフカのベッド。
絞りたてのオレンジジュース。
焼きたてのパン。
幸せだー。

そしてそとはうっすらと雪景色。
東北に住んでいながら、実はなかなか味わえない
ホワイトクリスマスの空気も嬉しい。

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レオノーラの車に乗って、周辺散策。
お二人は、バードウォッチングとカメラが趣味で、色々案内してくれました。
人口より多いといわれる羊だったり
鶴だったり。

灯台を目指して移動すると、
海がはるかかなたにある広大な砂浜が出現。
静かで頭がカラッポに。
風もなくて極寒でもなかったし。

そんななかアザラシを見ることが出来ました。
野生のアザラシはじめてみたよ。
テクセルでは珍しくないらしい。

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夕方は、地元のクリスマスマーケット。
スペインやパリの大都市のそれは眺めてきたけど、
こんな感じのローカルなものは初めてで、
なんか地元の家族がお店を出してるって雰囲気がとても良かったです。

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テクセル島は、日本の軽井沢のような場所。
リゾート業と農業と。

レオノーラの住む村、コックスドープは
人口400人弱。
通りに住んでいる人は皆知り合いで声をかけあって、
スーパーではコーヒーが振るまわれ・・。

子供がグレそうにないコミュニティが形成。
逆に、
成長してアムステルダム行ったら
カルチャーショックだろうなーってぐらいのどかさ。

そして、
民家からスーパーから、1800年代からの古い一軒家を改装して使用されているので
景観も可愛らしいのでした。

これはー、オランダ人の楽しみだけにしておくのは惜しいような、
ひっそりと(ってわけではないんだろうけど)存在していてほしいような。

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ロンドンではアサンジ問題が勃発しているとか。
そんな最中、日本のニュースが流れてるよ!!って言われたんだけど、
ロリとか、ボーイズラブの漫画がとても流行ってるって内容で、
ちょっと気まずくなりました。

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ご主人に、下げられそうになったお皿を
待って全部食べるからーと言わんばかりに止めたら
よく食べるねーって言われる。

つくづく私から食を取ったら旅は何も楽しくないなーとか思ったりして。

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のみの市でくしを購入。
ブラッシングなんか日本にいてもロクにしませんでしたが、
乾燥しがちなので、髪の毛がひっかかることがしばしば。
日本では考えられなかったけど。

そして
ブラッシングは頭皮にとっても良いんだなーと今更ながら実感。
気持ちよいし。
ブラッシングするのとしないのとでは
次の日の髪質が全然違うことが判明。

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食:パン・チーズ・ハム・コーヒー・お茶
  クリスマスブレッド
  スープ・お肉・サラダ
おいしいー。

113

2010-12-16 22:08:19 | オランダ
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まさかこの道中で、
再度アムステルダムに降り立つことになろうとは。

混沌の街、アムステルダム。
オランダ再訪。

今日から4日間ほど滞在します。

更新できるかわからないので取り急ぎご報告まで。

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昨晩一緒だった日本人の女の子は、

旅の初日のヘルシンキでご一緒した子や、
カッパドキアで同室だった梅干あげた男の子と
一時期同じ宿にいたことが判明。

やっぱり世界は狭いなー。

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もう彼女とお話していたかったけど、
宿の朝食を済ませて、バス乗り場へ。

通り過ぎることがあるから外で待ってなさいと言われつつ、
もうちょっとで置いてかれるところでバス乗車。

そして3時間後。

→ アムステルダム。

もはや、飾り窓のイメージしかない混沌の街アムステルダム・・

って、なんか違う。

私の記憶と違うーって思ったら、

バス乗り場が発着するのは「アムステルダム・アムステル」。

中心地にあるのは「アムステルダム・セントラル」

わかりにくいんだよー。焦ったよー。

そして、とりあえずセントラルに行かねばと、電車の切符購入。

順調に乗ったーと思いきや、その電車、地下に入るじゃないのよ。

地下鉄でした。

私の購入した切符が、オールマイティなわけもなく、
とりあえず地下鉄の切符を買いなおし。

わかりにくいんだよー。最初から地下にいてよー。

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アムステルダム・セントラル到着。
やっと私の記憶の駅前の光景が出てきて一安心。

雨降りだったので、
マックに入って一休み、久々に父母とスカイプ。

そして、フライドポテトを買ったら、忘れられたっぽくお釣くれない。

50セントだったからまあいいやって思っちゃったけど、なんでだー。
仕事しろー。

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アムステルダム・セントラルから、さらに電車で1時間半弱。

「デン・ヘルダー」へ。

オランダの北端にある街。

のどかな感じ。小奇麗な街並み。

あー、これこそが、多くの日本人が抱くと思われる、ザ・オランダ。
とか思いつつ、駅前のショッピングモールをフラフラして・・

レオノーラと感動の再会を果たしたのでした。

トルコはイスタンブールにて

人生初の眩暈・貧血を体験して、

それプラス、ヨーロッパ強行スケジュールの疲れや
中東を控えた不安もあったし
今思えば結構大変な状態だった時に、
優しくしてくれた同室のオランダ人女性。

彼女は、そこからフェリー・車で1時間ぐらいの
テクセル島という小さい島に住んでいて、

民宿を営んでいるのですが、
出来れば訪れたいなーと連絡を取っていたのでした。

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観光地を巡っていると
なかなか住宅地には行かないものだけど、

今回レオノーラの家までドライブするにあたって、
本当に家の中と外にイルミネーションが施されていてなんだか感動。

で、レオノーラに、
クリスマスマーケットで飾りとか毎年売ってるけど、
去年のやつとか使わないの?って聞いてみたら

結構こだわりをもって、毎年飾りのテーマや色を変えたりするとのこと。

なるほどねー。

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そんなわけでしばらくレオノーラのお家にお世話になります。

パソコンも遣わせて頂いております。

可愛らしいお家で、素敵な暖炉で、
次の週から年始にかけてタイに旅行に行くという忙しいなか、
笑顔で快く受け入れてくれて、
ご主人も優しい方で、
猫もかわいくて、

もう既に・・テクセル島最高!

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食:宿の朝食;パン・ハム・チーズ・コーヒー
  オランダの不思議な味の飴
  ピザ・サラダ

16

2010-09-10 19:07:36 | オランダ
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図書館潜入シリーズ
オウル・コペンハーゲン・ベルリン・ケルンに続いて
パート5

アムステルダムの図書館。

すっごくスタイリッシュ。

パスポートとか
色々手続きした割にはネットはねられたけど・・。

なので宿に戻って雨宿りがてら有料でやってまうす。

これから国立ゴッホミュージアムに行ってくるよー。

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今回の宿は朝食付き。
パンケーキとオレンジジュースを飲んで、
ゆったり支度。

同じ宿で連泊なんですが、安い部屋が連続して取れずに引っ越し。
4人部屋で、格段にキレイになっていました。
部屋にシャワーついてるし。

まあ私は部室でも順応できたのではありますが、とは言え嬉しいものです。
その分高いんだけど。

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先述しました、図書館パート5。
据付のPCでもネットが出来るのですが、
日本語がインストールされていないのでどうにもならず、
ってことで持参のパソコンを使いたいと話すと、
基本情報を入力の上、スタッフに確認、パスワードが必要。
って、ここまできちんとやったのに
肝心のページが今度ははねられる。なんだよ。
まあ、それは置いといて、すんごくお洒落な図書館だったのでした。
よくわからないのですが、オランダってアートがさかんなのかしら。
ゴッホの国ですからね。

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国立ゴッホミュージアムへ。
そこまでの道のりがまず迷いつつ、なんとかたどり着きました。
で、一つ一つの建物の中のチラリと見える部屋やオフィスの感じが
すんごくサマになってて、歩いてて楽しかったのでした。

で、ゴッホミュージアムは
学生時代から晩年まで、どう変遷していってどんなスタイルを築いたかが
時系列に展示されていてとてもわかりやすい。

最初の方は写実的なものだったり、
浮世絵を模してみたものがあったり、
点描とかもあったり、
全部上手なんだよねー、これがまた。

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その後は、生魚のサンドやフライドポテトをつまみつつ
まったりと周辺を徘徊してました。

オランダっつったら、風車とチューリップぐらいのイメージしか
なかったわけですが、
そんなのどかな風景は少なくともアムステルダムの街にはないすね。
郊外にはあると思います。
電車から1枚だけ写真撮った。

宿でもらった地図は裏表になってて、
表が普通の名所、裏がナイトスポット案内になってるので、
そーゆー二面性が全面に打ち出された街なんだなーと思いました。
きっと、オランダと言えば?って聞かれたら、
私は飾り窓って答えてしまうな。
だってはじめてみたんだもん。
昔の遊郭ってきっとこんな感じだったのかね。

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折りたたみの傘カバーやら、
地図のきれはしやら
知らない内に落としてる。
気をつけねばー。

実は帽子もいつの間にやらなくなってて、
図書館に聞きに行くかーなんて思ってたら
宿にありました。良かった。

でも帽子かぶってる女性なんてまずいない。
サングラス率の方が高いので、
とりあえず、郷に入れば郷にしたがってみようと思います。

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食:パンケーキ・オレンジジュース
  生魚(アジっぽい)のマリネのサンド。意外と合う。
  フライドポテト。すんごい量でした。
  ビタミン対策で
  オレンジとバナナのミックスジュースをスーパーで購入。ごくごく。

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2010-09-09 01:11:59 | オランダ
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オランダ。7カ国目。

ケルン → ユトレヒト → アムステルダム

宿がネット有料なので、アムステルダムのマックから送信中。

ユトレヒトでミッフィーの生みの親、
ディックブルーナの世界にはまり、

これからアンネフランクの家に行って来ます。

アムステルダムは2泊3日。
スウェーデンぶりの連泊。

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比較的ゆったりとした感じで支度して、
ケルンを後に。

同室のオーストラリアの女性は、
「ジョギングしてくるわ~」と軽やかでした。あこがれる。
でもあたし絶対迷子になる。

ドイツの最高の列車ICEも乗り納め。
座席にテレビがついていましたとさ。

ドイツは、主にベルリン・ヒュッセン・ケルンと滞在しましたが、
どこも全然違う感じですね。
まあ、日本だって、北海道と東京と沖縄じゃ全然違うしね。

ともかく良い国でした。

今のところ順調なのでさて次の国は・・と逆にビビってしまいます。

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ケルンからアムステルダムまでは3時間ぐらい。

で、途中ユトレヒトに停車。
ユトレヒトと言えば、
ミッフィーちゃんの作者、ディックブルーナの街。
行く予定ではあったんだけど、
手間が省けてよいかと、急遽降車。

ミッフィーが生まれた町は、のんびりとした片田舎を勝手に想像してましたが、
なんのなんの駅と直結したショッピングモールがやたら広いし、
フィンランドのオウルに引き続き、
ガイドブックに載っていない街パート2なもんで、不安倍増。

なんとかツーリストインフォメーションにたどり着いて、
ちょっと歩いて到着。
日本人多かったですね。
スタッフも日本人慣れしてるしね。

で、ミッフィー。
ミッフィーもさることながら、
ディックブルーナという人は、
可愛いだけじゃないぞ!

すっごくセンスがよい。
ミッフィーだけ取り上げられるのがもったいない!

と、パチパチ例によって写真を撮ってきたので、
ブックマークから入ってください。
可愛くてしょうがありません。

ちなみに、ディックブルーナハウスと中央博物館はチケットがセットでして、
中央博物館の展示物で一つ
素敵なドヤ顔を撮りました。
展示物より、建築物そのものがお洒落で大変良かったです。

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アムステルダム到着。

さっきのユトレヒトもそうだったけど、
レンガ率が高い。
そして若干ひしゃげてます。

カジノや、中華街、飾り窓街ってのが混在していて、
そんななかでもご婦人達普通にお茶してて、
なかなか混沌としています。

8時過ぎでも結構明るいのですが、
私はセイフティツーリストなので、もうドキドキしつつ
飾り窓街を通り抜けました。
あんなことになってるんだねー。
さすがに写真は撮れません。

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アンネフランクハウスへ。

ここのスタッフも日本人慣れしています。

外見は面影はないのですが、
隠れ家の構造やアンネの日記を見ることができました。

ここで息をひそめて生活して、
見つかって、
アウシュヴィッツにつながっていったんだなー。

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今日の宿は、いつにも増して、
フリーダムで部室っぽいです。

今ほどセクシーな格好をして通った女子に対して
「ヒュウ~」と口笛を男子が吹いてました。
そんな場面、トムとジェリーで見た!

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食:日本ヌードルと名づけられた、中華焼きそば。
  ネットのために入ったマックで思わずダブルチーズバーガー・コーラ・ポテト。
  今日は朝晩ジャンクだ。やばい。
  
明日は節制しよう。