日本では対馬と尖閣諸島でしか出会えないアカマダラ。
ヘビを研究しているという学生さんが、勉強のため2か月対馬に滞在しておりました。帰る日の前日、捕獲したアカマダラを見せてくれるというので行ってきました。
赤と黒でいかにも毒がありそうですが、無毒のヘビです。
和名:アカマダラ
学名:Dinodon rufozonatum rufozonatum
沖縄にいるアカマタと似ていますが別種です。 学生さんに教わって触れ合い体験! 無毒とはいえ暴れるので指で頭を押さえます。 膝にON! 腹のどこかが地面についていると安心する。 ライトを照らすと、、、。おお!虹色に光っている☆ ヘビのウロコは全部虹色に光るそうです。とくに頭のウロコは大きいのでよくわかる。 おなかは白い。そして虹色。 冷たくてツルツルしていてこの感触・・・・・・・あ!貝の裏側だ☆ アワビ貝の裏側をなでているみたい。 目について。アカマダラは光をあてると「ネコ目」になる。きゅ~って瞳孔が縮んでアーモンド型に。 こちらはアオダイショウです。この子の目はまんまる。 抱っこさせてもらったアカマダラは特大サイズ。通常は3分の1ほどです。 赤というよりきれいな朱色。キレイなヘビです。 触れ合っていくとかわいいと思えてきて、こんど道でであっても怖くない、、、だろうな。 しかし、対馬にはツシママムシという毒蛇もいるので要注意☆ 特大サイズの子は野生に帰りました。 2匹は学生さんのこれからの研究のため大事に運ばれていきました。 本土にはいないヘビなので、捕まえて離してはいけないのです。 気持ち悪い~と嫌われてしまう爬虫類ですが、対馬の宝。いつまでも元気に生息していてほしいです。 ヘビマニアの学生さんとヘビーな(!)ヘビトークができて楽しかった~。 話ながら噛まれてるけど全然平気(笑)ヘビが可愛くって仕方ないのです。マニアック万歳☆ 彼が認めてくれるヘビグッズをぜひ作ろう、、、。
6~7月に10個ほど産卵し40日ほどで孵化します。