『消しゴムはんこで作る stamp zoo』動物はんこ& つれづれ対馬日記

☆画像の無断転写はご遠慮願います。当ブロクと関係ないと判断したコメントは削除させて頂きます。☆毎週土曜日→不定期更新中★

Blue-footed Booby(アオアシカツオドリ)

2008-03-29 14:42:26 | 鳥 stamp
 
stanp zoo GALAPAGOS

Blue-footed Booby(アオアシカツオドリ
 体長:80㎝
 翼をひろげた長さ:152㎝
 ガラパゴス諸島には、およそ20,000羽が生息

 ガラパゴス諸島には3種類のカツオドリがいます。そのなかでも、ひときわ目立つ青い足をもっているのが、このアオアシカツオドリです。
 オスもメスもほとんど変わらない姿をしています。

 繁殖期になると、オスはメスの周りをダンスしながら求愛します。青い足を交互に上げて左右に揺れるというダンスです。お互いに気が合うと、2羽はクチバシを上にあげて鳴き合います。




 卵を温めるのにも青い足を使います。オス、メス交代で温めます。




 ダンスをしてるオスの骨格はどんな風になってるかな、という興味で作ってみました。
 ふつうの骨格標本は、静止のものがほとんどですが、踊ってるところのもぜひ見てみたいものです。
 海鳥の骨格の特徴は「大きく発達した胸骨」です。
 長距離を飛ぶ海鳥は、普通の鳥よりも胸筋が発達しています。その胸筋を支えるための胸骨は、竜骨突起と呼ばれる板状の骨(正面からみているのでわかりづらいですが、胸の下の部分です)を突き出して筋肉をしっかり支えています。


 陸上ではおだやかな印象のアオアシカツオドリですが、海に出ると、ものすごいスピードで頭から海面に垂直につっこむという漁をします。

 英名の「booby」は訳すと、「ばかな奴」という意味で、天敵のいないこの島では、人間を恐れることなく近づいてしまうので、簡単につかまってしまい、こんな名前がつけられてしまいました。ほかにも、「アホウドリ」という海鳥がいますが、こちらも同じ理由です。バカとかアホなど勝手につけないでほしいですね。彼らは一所懸命に生きてるだけなのに。







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特集★一生に一度はいきたいガラパゴス★

2008-03-22 20:36:21 | stamp zoo
 ガラパゴス諸島は、南米エクアドルの沖合に浮かぶ赤道直下の島々。火山諸島で、現在も火山活動が続いています。
 ガラパゴス、とは、スペイン語でゾウガメの意味だそうです。
(写真はウィキペディアより引用)



 他の大陸と離れていたため、独自の進化をとげた固有種がたくさんいます。流木に乗ってこの島に来れた爬虫類、空を飛べる海鳥だけで、それらをねらう大型の哺乳類は存在しません。だから、この島の動物たちは警戒心ゼロ。人間が来てもちっともおどろきません。

 ガラパゴスの動物はいつか特集してみたいと思っていましたが、なにしろ現地に行かないとみれない動物ばかり。後々になっていました。

 ところが最近、2009年はチャールズ・ダーウィンの生誕200周年ということで、国立科学博物館でダーウィン展が開催されていたり、テレビで特集されていたりと、まさにグッドタイミング。


ダーウィン展

 早速、ダーウィン展に行ってきました。とっても面白く、急に創作意欲が湧いてきてしましました。
 といわけで、ガラパゴスに生息する動物をはんこにしてみよう作戦開始です。

 ゾウガメ以外は実際に目にしていないので、集めた資料をもとにして絵にしていこうと思っています。
 そして、いつの日かガラパゴスにいったならば、もっとリアルなはんこを作るんだと夢見るこのごろです。

 世界自然遺産に指定されているものの、観光客の増加で、ゴミ問題が発生していたり、人間と動物の距離が近すぎて、動物たちの進化が止まっているなどのニュースを知り、このままでは自然が失われてしまいそうです。

 何もできないけれども、なにか発信できたらいいなと思っています。

 私が行くまで待っててガラパゴス!




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Galapagos Tortoise(ガラパゴスゾウガメ)

2008-03-22 19:55:24 | 爬虫・両生類stamp
stanp zoo GALAPAGOS

Galapagos Tortoise(ガラパゴスゾウガメ)

 ガラパゴスゾウガメは最大級の陸ガメです。上に乗れるくらい大きい。でも草食です。ゾウのような太い足と、こんもりした甲羅で、ノロ~っと歩いています。

 ゾウガメは11種いるといわれていますが、その違いは甲羅の形。ドーム型と鞍(くら)型の大きく2種類に分けられます。

 まるいドーム型の甲羅のゾウガメは、下草のたくさん生えたところに住んでいて、首をあげなくても餌がたべられるので、この形になりました。

 一方、四角い穴のあいたような甲羅をもつ鞍型ゾウガメのすんでいるところは、サボテンばかり。サボテンも、背が低いと、イグアナにも食べられてしまうので、木のように幹を作って、防衛しています。でも、首の周辺に四角い穴があいたおかげて首をうんと上まであげられるゾウガメは、高いところにある大好物のサボテンが食べられるのです。
  
 少ない食糧をいかに効率よく食べられるかで、体を進化させていくって、すごい!!

 また、甲羅の模様は、木の年輪のように、そのゾウガメの年齢を表しているそうです。ただし、100歳以上いきているゾウガメの甲羅は、すりきれてツルツルだとか。今度ゾウガメを見たら、何歳かわかるかなあ、、、。

 ちょっと小さくてわかりずらいですが、甲羅に乗っていたりサボテンにいる黒い鳥は、ダーウィンフィンチです。ゾウガメについた虫などを食べています。ゾウガメにとってもお掃除屋さんがいると助かるというわけで、もちつもたれつの共生関係にあります。
 
 国立科学博物館で開催されている「ダーウィン展」に出張生態展示されている上野の太郎ちゃんは、ドーム型ゾウガメですよ。ぜひ会いにいってみては。

ドーム型                鞍型



Lonesome George (ロンサム・ジョージ)

2008-03-22 19:11:28 | 爬虫・両生類stamp
stamp zoo GALAPAGOS

Geochelone nigra abingdoni(ピンタゾウガメ)

 ピンタ島に生息するガラパゴスゾウガメの亜種(他のどのゾウガメとも違うDNAを持つ)。

 地球上にたった一頭しかいません。

 現在は、サンタクルス島のチャールズ・ダーウィン研究所に保護されています。

 Lonesome George(ロンサム・ジョージ)は、その悲しいエピソードからつけられた愛称です。
 ジョージの年齢は推定90~100歳。

 1971年に60年ぶりに発見されるまでたったひとりでピンタ島にいたのです。

 どうしてひとりぼっちっか。

 少しの餌でたくさんの肉がとれるゾウガメは、海の長旅にもってこいでした。食糧の調達の目的で、島に来た人間にどんどん殺されてしまったのです。島のゾウガメがいなくなるまで。

 島ごとに、独立した種であったことが後にわかったときには、後のまつり…。

 あきらめかけていたときに、ジョージは発見されたのですが、100歳になるまでひとりだった寂しさで、現在もメス2頭と繁殖を試みているのですがうまくいかないようです。
 このままでは、クローンをつくるか、ピンタ島でゆっくりさせるか、研究者の方は悩んでいるんだという話を、テレビで見ました。

 

 

クロカンガルー

2008-03-15 04:31:57 | stamp zoo
Endangerd 準絶滅危惧種
Western Grey Kangaroo
 クロカンガルー <有袋目・カンガルー科>
大きさ:0.9~1.4m
尾の長さ:約1m
生息地:オーストラリア南部。

 オーストラリアには何度か行った事があります。
 初めて旅行した時、最初に出会ったのはカンガルーでした。正確にはすでに動かないカンガルーで、高速道路を走っていると、車とぶつかって死んでしまった姿を何度も見ました。彼らにとっては、草原も道路も同じ生活環境なのでしょう。

 オーストラリアといえばカンガルー!です。そのくらいたくさんいるので、逆に増えすぎて農業の害獣とされることもあるとか。肉や皮の需要もあります。しかし、レッドデータには準絶滅危惧種に指定されているので、やはり、守らなければならない動物だと思います。

 オスのカンガルーは、メスを獲得するためにボクシングをするのはよく知られています。そんな姿をはんこにしてみました。
 
 

パンダマウス

2008-03-08 01:43:49 | stamp zoo
 ねずみ年なので。

 初めて見た時は、たくさんの白黒ねずみが、こんもり山となって眠っていて、なんじゃこりゃ~という感じでした。いつか作品にしようと思っていました。ネズミはなんとなくイメージが悪いけど、これならかわいい…


 パンダマウスとは、ペットショップなどで勝手につけられたあだ名で、正式にはジャパニズマウスといいます。
 その昔、江戸時代にパンダマウスをペットとして飼っていたのですが、なぜかその後日本国内ではいなくなりました。
 奇跡的に海に渡りヨーロッパにたどりついたパンダマウスはジャパニーズマウスとして飼われるようになる。それを日本に逆輸入した子孫が、現在日本にいるパンダマウスなんだそうです。
 かわいいから生き残ったのでしょうか…。

オグロプレーリードッグ

2008-03-08 01:25:33 | stamp zoo
Endangerd 準絶滅危惧種
Black-tailed Prarie Dog(Plain Prarie Dog)
オグロプレーリードッグ
げっ歯目・リス科
体長:28~30cm
尾の長さ:7~11cm
生息地:北アメリカのグレートプレーンズ。草原

 グレートプレーンズの草原に住む、犬のような鳴き声の…ということで、プレリードッグという名前になったそうです。「キャン」という犬のような声は、警戒の時に発するものです。地面にアリの巣のような穴を掘って、大家族でくらしています。
 ペットとして飼われていた時もありましたが、現在は禁止されているそうです。
 
 毎年春になると、動物園のプレーリーたちの子供がたくさん見られます。手のひらサイズです。かわいい、、。