stanp zoo GALAPAGOS
Blue-footed Booby(アオアシカツオドリ
体長:80㎝
翼をひろげた長さ:152㎝
ガラパゴス諸島には、およそ20,000羽が生息
ガラパゴス諸島には3種類のカツオドリがいます。そのなかでも、ひときわ目立つ青い足をもっているのが、このアオアシカツオドリです。
オスもメスもほとんど変わらない姿をしています。
繁殖期になると、オスはメスの周りをダンスしながら求愛します。青い足を交互に上げて左右に揺れるというダンスです。お互いに気が合うと、2羽はクチバシを上にあげて鳴き合います。
卵を温めるのにも青い足を使います。オス、メス交代で温めます。
ダンスをしてるオスの骨格はどんな風になってるかな、という興味で作ってみました。
ふつうの骨格標本は、静止のものがほとんどですが、踊ってるところのもぜひ見てみたいものです。
海鳥の骨格の特徴は「大きく発達した胸骨」です。
長距離を飛ぶ海鳥は、普通の鳥よりも胸筋が発達しています。その胸筋を支えるための胸骨は、竜骨突起と呼ばれる板状の骨(正面からみているのでわかりづらいですが、胸の下の部分です)を突き出して筋肉をしっかり支えています。
陸上ではおだやかな印象のアオアシカツオドリですが、海に出ると、ものすごいスピードで頭から海面に垂直につっこむという漁をします。
英名の「booby」は訳すと、「ばかな奴」という意味で、天敵のいないこの島では、人間を恐れることなく近づいてしまうので、簡単につかまってしまい、こんな名前がつけられてしまいました。ほかにも、「アホウドリ」という海鳥がいますが、こちらも同じ理由です。バカとかアホなど勝手につけないでほしいですね。彼らは一所懸命に生きてるだけなのに。
人気ブログランキングに登録しました
投票おねがいします
人気ブログランキングへ