長女:5歳 Pre-K4(年中組)
次女:1歳 Toddler1歳児クラス
私:30代後半 ICUナース/ナースプラクティショナー
前回(新卒NPの就職活動③)の続きです。
一緒に働くICUドクターの1人に「他の病院でHospitalistとして働く事になった」と話した日、このICUドクターと同じグループで働くNPソフィー(仮名)にも同じ内容の話をしました。
事態が動いたのは、この(↑)話をした1週間後。まず、ソフィーから電話が掛かってきて「ICUグループを辞職するのだけれども、この仕事に興味ある?そうであれば是非グループの代表に推薦したいのだけれども…」と言うではありませんか!ソフィーとは1週間前に話したばかりだったので、突然のことにポカーン( ゚д゚)状態でしたが、推薦してもらえるのは光栄だし、クリティカルケアには興味あるし、話を聞くだけでも悪くはないと思って「是非(^ ^)」と伝えました。
ソフィーと電話をしている間にテキストメッセージが入って来ていたので、電話が終わった後に見てみると、例の1週間前に話をしたICUドクター(グループの代表ではありません)からでした。すぐに電話が掛かってきて「えいや!NPのポジションに空きが出たんだけど興味ない?」と。内心「連絡来るの早っ!!!∑(゚Д゚)」と思いつつ「興味あります」と返答したところ、お給料や福利厚生などを詳しく教えてくれ、仕舞いには「Welcome to the group, partner!(うちのグループへようこそ、相棒/パートナー!)」で会話が終了。あれ?私、もう仕事決まっちゃった?(´⊙ω⊙`)ってな感じで面接も履歴書も無しに正味5分の電話で仕事が決まりましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
実はこのドクター、トップの役職にいる人で、色々な事で決定権を持つ人でもあります。ICUグループのドクター達と一緒に働いて7年。ICUナースとして信頼されているのは知っていましたが、一緒に働くプロバイダー(医師やPA、NPなど総称)として認められたのは、大変嬉しく光栄です。
その後、グループの代表(同じく一緒に働いているICUドクターの1人)とも話をして、正式に仕事が決まりました(^∇^)
クリティカルケアNPの仕事は、知識やスキルを伸ばすのに最適な分野である事は間違いなく、運良くこの仕事にありつけてこの上なく幸せです。
実は、この仕事を所望している人は結構多くて、なかなか競争率が高いのですが、このポジションを狙っている人でなく、他へ行こうとしていた私を敢えて選んでもらえたのは本当に光栄で、自分は何てラッキーなんだろうと感じます。
考えてみれば、私は外国から来た非アメリカ人だし、英語も第二言語でパーフェクトじゃないし、話術に長けてるわけでも無いし(むしろ口下手)、大した大学&大学院を出ているわけでもないし、色々ハンデはあるんですよね。生まれも育ちもアメリカで同じ様な学歴や知能レベルの人に比べれば、私の市場価値はそんなに高くないと思うのです。
でも、真面目で真剣に仕事へ取り組む様子やProactiveに行動する様子は伝わっていたと思います。あと、日本人ならではの謙虚さと、相手の言う事を聞いて、その上で考えてから発言する態度。この辺を評価してもらえたのではないかと自己分析しています。
あと、業界的に移民や外国人が多いというのも大きいかな。ナースやCNAもかなり多国籍だし、私が普段から働いているドクター達はアメリカ人よりもむしろ外国出身者が多いくらい。英語が母国語では無く文化背景が違う所から来ている人にとってハードルが高過ぎないのは良いですよね。
少し話が脱線しましたが………ICUグループで働くことに決めたので、内定をもらっていたHospitalistグループの仕事は辞退し、各種手続きに入ったのでした。
仕事への情熱が失せていた時期もあったのですが、常に真剣に取り組んできて良かったです。それから、7年という期間ずっと主要ICUドクター達と働いてきたし、年齢もある程度近く、子供達も同じような年齢なので、そういうのもあるかもしれません。いずれにせよ、ドクター達の期待を裏切らないように頑張りたいと思います。