まいにち

まいにちは書けません

過ぎていった

2019-10-13 22:29:09 | 日記
 扉を開けると、玄関の前に落ち葉が積もっていました。
 このあいだの台風のときに比べると少ない。
 ベランダにも葉っぱが落ちています。
 掃除をしていると、強すぎる日差しにクラクラします。
 幸いなことに、停電はしませんでした。
 強い風雨で、眠れないこともありませんでした。
 街中を歩いてみても、崖が崩れた、水が溢れた、看板が落ちてきた、窓ガラスが割れた、というような被害は見当たりません。
 今回は、たまたま運が良かった。
 そう感じてしまいます。

現在の様子

2019-10-12 18:02:34 | 日記
 風が、窓を揺らしています。
 カーテンを細く開けると、雨滴がガラスいっぱいについて、薄暗い外の様子を窺えません。
 携帯に、避難勧告がきました。
 市役所のホームページを調べると、ぼくの家は危険区域になっていません。
 部屋の中で、ただ嵐が過ぎていくのを待つしかありません。
 珈琲を淹れよう、本を読もう。
 その前にテレビで各地の様子をチェックしよう。
 そうしてずっとテレビを見続けてしまうのでしょう。
 ああ。
 風が強くなってきた。

大事なことを伝えたい

2019-10-11 18:13:43 | 日記
 カバンのポケットに、アメがひとつ入っていました。
 昨日友人にもらったものです。
 ちょっとお腹が空いた時にちょうどいいからと、持ち歩いているものらしい。
 イチゴ味。
 ほんのり甘くて美味しい。
 口の中で小さくなっていき、最後にグミが出てきました。
 思った以上の幸福感です。
 もらった時に食べて、美味しい、と言ってあげればよかった。
 すぐにカバンに入れてしまったから、ぼくが食べることは期待していないかもしれません。
 来週会ったら伝えよう。
 アメ美味しかったよと。
 でも、たぶん言わないでしょう。

ぶどうは社会の縮図

2019-10-10 22:31:40 | 日記
 買ってきたピオーネを、溜めた水の中で洗います。
 茎をつかんで振る。
 フリフリ、ジャブジャブ。
 すると、粒がひとつ、ふたつと離れていって、茎にはひとつもなくなってしまいました。
 古いのか!
 いいえ、甘いのです。
 子が成長して親の元を離れるように。
 でも、世間は甘くない。

君がいるから

2019-10-09 18:37:34 | 日記
 昼食にサラダを作ろうと、冷蔵庫の中を見ました。
 キャベツしかありません。
 しかたがない。
 千切りします。
 山盛りの千切りキャベツを前に、これはサラダと呼べるのだろうかと疑問になりました。
 プチトマト1個でものっていれば、サラダ感がぐっと増します。
 もう一度冷蔵庫の中を見ます。
 やはり何もない。
 ドレッシングをかけます。
 お、サラダ感が出てきました。
 オリーブオイルをかけます。
 洋風な感じがしてきました。
 とんかつに添える千切りキャベツと、サラダとしての千切りキャベツとの差は、きっとオリーブオイル。