自分がどのように音楽と出会い、何故今でも音楽を続けているのか。
今回はエッセー第2話、
「のっぽのおじさん:異邦人の正体~ロックバンドの結成」です。
それから間もなくしてロックに目覚めた。
そして、秋の学園祭で先輩が弾くエレキギターを見て愕然とする。
「教科書には世の中にこんなカッコイイものが存在するなんて一言も書いてなかった。」
そう呟いた僕は、クリスマスプレゼントにエレキギターを買ってもらおうと心に決めた。
年の瀬が迫ったある日、夕刊にのっぽのおじさんの記事が掲載された。
凶弾に倒れこの世を去ったのっぽのおじさんとは、何とジョンレノンだったのである。
さらに僕が学園祭で聴いた曲はビートルズのレットイットビーだったことがわかった。
エレキギターを手に入れた僕はすぐに猛練習を始めた。
そしてビートルズのポスターを見てバンドがやりたくなったが、
当時外国のロックを聴く同級生は皆無。
ドラム、ベースができる奴などもちろん居なかった。
となると方法はひとつ、脈がありそうな奴を説得し楽器を始めさせることだ。
時間はかかったが、中学2年で念願のバンドを結成した。
つづく...
今回はエッセー第2話、
「のっぽのおじさん:異邦人の正体~ロックバンドの結成」です。
それから間もなくしてロックに目覚めた。
そして、秋の学園祭で先輩が弾くエレキギターを見て愕然とする。
「教科書には世の中にこんなカッコイイものが存在するなんて一言も書いてなかった。」
そう呟いた僕は、クリスマスプレゼントにエレキギターを買ってもらおうと心に決めた。
年の瀬が迫ったある日、夕刊にのっぽのおじさんの記事が掲載された。
凶弾に倒れこの世を去ったのっぽのおじさんとは、何とジョンレノンだったのである。
さらに僕が学園祭で聴いた曲はビートルズのレットイットビーだったことがわかった。
エレキギターを手に入れた僕はすぐに猛練習を始めた。
そしてビートルズのポスターを見てバンドがやりたくなったが、
当時外国のロックを聴く同級生は皆無。
ドラム、ベースができる奴などもちろん居なかった。
となると方法はひとつ、脈がありそうな奴を説得し楽器を始めさせることだ。
時間はかかったが、中学2年で念願のバンドを結成した。
つづく...