山麓の家の周囲の木々が色づき始めました。
先代が植えた木々や花々の様相は、結果的に先祖の故郷のそれに似ています。
(写真 Webから借用)
中でも先代がこだわったのは『マユミの木』で、敷地内には数本ありますが、
ここ数年鹿に幹を齧られ、樹勢が衰えているようです。
そこで、実生で自生する苗で代替わりさせようと選んでいるうちに、
どうも妙です?
そして、とんでもないことが分かりました。
父親の植えたのは『マユミの木』ではなく『ツリバナの木』だったのです。
(右ツリバナ、もう少し前の時期にはもっとマユミに近い色と形です)
同じニシキギ科の木で見頃が3週間ほどずれるだけで、
少し離れてみると私には見分けがつかなくなります。
(夜目 遠目 マスクの内)
植えた当人は、『マユミの木』と信じて疑わないままこの世を去ったはずです。
私は半世紀以上、教えられた通り信じていました。
その間、たくさんの人にこれは『マユミの木』ですと、
分かったような話をしてきました。
思い出すと汗が吹き出すような持ちネタが、もう一つ増えてしまいました。
目も薄くなり、思い込みも多くなってきます。
歳をとったら自分を信じ過ぎないことですね(自戒)
これからは、しっかりとGoogleレンズで確認することにしますので・・
本件について、お詫びして訂正いたします。
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