『シャィロックの子供たち』 池井戸 潤
三菱UFJ銀行の貸金庫事件には驚かされましたが、
本作は、閉鎖された銀行内部での人間模様が描かれています。
第十話まで様々な人間が登場し、てっきり「短編」と勘違いしていたら、
最後に全てがつながってビックリしながら感心!
2008年11月第1刷で、何と2023年には 第53刷!に惹かれて読んでみました。
『嘘ばっかり』ジェフリー・アーチャー
こちらは正真正銘15の短編です。
まあ嘘つき、ほら話だらけですが、200文字(訳前)限定の短編とか、
結末が3通り用意されていて「お好みでどうぞ!」とか。
そして16話目は、作者が「他の追従を許さない小説の構想を得た」と豪語する、
次作長編(『クリフトン年代記』に続く作品)の最初の3章を付録(?)に付けている。
ジェフリー・アーチャーの作品は、ストーリー展開が早く淀みが無いので好きですね。
で、沼にはまりそうで避けていた『クリフトン年代記』(~第7部)、
読み始めようかということで、
まずは『クリフトン年代記1部 時のみぞ知る』上下巻を買いました。
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短編は入眠導入剤相当ですが、
長編は睡眠不足の元なので ちょっと怖いのですが。
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