久しぶりに読書の話ですが、例によって古い作品ばかりです。
先ずは『北海道探検記』1985年の作品
中曽根総理大臣、阪神タイガース バース、掛布、岡田バックスクリーン3連発の年です。
まだカニ族が横行する北海道は、探検に値する大地だったようですね。
幼い頃過ごした土地や社会人となっての最初の赴任地などにも触れられ、
自分の来し方を懐かしく振り返りながら読むことができました。
それにしても北海道が失ったものも多いような気がします。
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次は『ささやく壁』
壁伝いに聞こえてくる秘密の陰謀
でも病床にある主人公は、話すことができず人に伝えられない。
車いす探偵的なジャンルかな?
全編歯がゆいことこの上なく、「何とかならんのか!」と作者にかみつきたくなる。
が、最後まで読ませるオーストラリアの女流作家の筆力
さすが!
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