寝落ちの読書、一日の最後は読書で終わる。
現在、脳のどの部位がどんな役割を担うのかが、かなり明らかになってきています。
心理学でもよく出てくる『脳地図』ですが、
よくこんなことが分かるものですね。
『奇跡の脳』の作者は、脳科学者ですが脳卒中による脳の損傷を体験します。
自ら脳の機能喪失と回復を経ることで、新たな発見と脳科学者としての視点を見出すことになる。
物事は、外の(周辺)ことではなく我がこととして体験すると、新たな視点が見えてくるということでしょうね。
どうでしょう、老年期の知覚・認知機能の衰えなど、渦中にある私の様な老人が考えてみるというのは意味の有ることではないでしょうか?
とりあえず『高齢者のための記憶のテクニック』とか『高齢者の学び方』とか
放送大学の若い先生方の講義を視聴しながら、そんなことを考えていました。
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蛇足のようですが『神様の贈り物』の主人公は、脳に障害があり「感情」が欠如していますが、
ある事故をきっかけに障害が取り除かれ「心」を手に入れます。
フィニアス・P.ゲージの事例は、左前頭葉が破壊され人格が変わってしまった例ですが、
この小説のヒントになっているのかも知れませんね。
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