リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

バイトアラームについて

2024年01月10日 | バイトアラーム
 ユーロスタイルの鯉釣りを始めて,最初に購入したのタックルのうちの一つが,バイトアラームでした.Radio Carpという名称のものでした.下の写真のもので,もう15年ほどになりますが,今も作動します.電波の届く距離は150mくらいです.


 当時の価格はこのセットで2万円弱だったかと記憶しています.基本性能はデルキムと遜色なく,セットでの価格で言うとデルキムの1/5程であり,今でも十分に使えています.

次に勧められて購入したのがデルキムでした.

 写真の向かって一番左が送信機です.今は新しいモデルが出ていますが,これも今から15年ほど前に購入したものでした.送信機3台と受信機で10万円ほどの高価な買い物になりました.それ以来,基本的にこのデルキムを使ってきました.鯉釣りを始めて40年になりますが,当初から鯉釣りの友人である福安氏のユーロカープから購入したものでした.折に触れてユーロスタイルの鯉釣りに関しては,氏からアドバイスをもらって今に至っております.

 デルキムも使い始めて10年を過ぎるとトラブルも発生してきて,特に電波の飛距離が環境に左右される点などを考慮して,サブのバイトアラームとして使い始めたのが,上の写真の真ん中のATTです.とにかく,飛距離が環境に左右されにくく,700mほどは届くので,今はメインのバイトアラームになっています.

  
 特徴は,送信機については,その大きさが写真のデルキムと比べても圧倒的にコンパクトであるということです.さらにスイッチ類もなく,スピーカーもなく,結果的に必要最小限な機能だけで,そのおかげで,故障は少なく,防水性も高められています.当りはローラーが回転することで発信して,音はなりませんが,ローラーが光ります.カバーを付けることでローラーが回転しなくなり,無駄な回転と発信が無くなります.

 どうせ竿から離れているのだし,音は鳴らなくてもよく,夜に光るライトがあれば十分というコンセプトですね.防水性に関してはデルキムよりかなり高いと感じます.電池は6vで,一般には見かけませんが,Amazonなどでは容易に手に入ります.

 上の写真の一番右がATTの受信機です.ランプの色でどの送信機かが識別できます.一番の特徴は電波の受信距離の長さですね.余呉湖で言えば,東西の対岸からなら届きます.距離的には700mほどでしょうか.実際にはそこまで必要ないとも考えられますが,散歩に出かけてその途中でバイトアラームが鳴り出すこと等,これまでも助けられたことの方が多く,一方,環境に左右されて届かなくて,アタリを感知できなく,結果的にばらしてしまうことも何回かありました.そんなことや,耐久性の点から最近はこのATTをメインに使っています.

 ATTの送信機と受信機の設定の仕方は以下です.

 受信機の側面にあるPボタンを押しながら,電源スイッチを入れます.すると受信機のすべてのLEDランプが点灯します.その時すぐにPスイッチを離します.このタイミングが遅れると設定ができません.すると,すぐにLEDランプのうち一番左のランプが点滅し始めます.この状態で,送信機のローラーを回転させると送信機のローラーが光り,送信して受信機の点滅している色に登録されます.すると今度は受信機のLEDランプが右の色に移動して点滅します.これで次の色が設定可能になりなります.

 最初から例えば真ん中の色に設定したいときには,LEDランプが点滅している状態で,Pボタンを押すと一つ右の色に点滅が移動します.そこで,送信機のローラーを回せば登録できます.色は5色あり,これで5色が登録されます.一番右の色(青)まで登録し終わると,LEDの点滅が一番左に移動して,点滅が少し速くなります.この状態で,この色に2個目の設定ができることになります.設定操作は送信機のローラーを回すだけです.こうして計10個の送信機の登録が可能です.Pボタンを押すごとにランプは右に移動して,一番右まで移動してつぎにPボタンを押すとこれで完了です.

 慣れれば,何ともないことなのですが,忘れたころに再設定が必要になることが経験上,多々あるので,私は文章と動画で以上の設定の仕方を残しています.もちろんメーカーの関連動画でその設定は検索できますが,日本語で記録しておくメリットは大きいと実感しています.故障が少なく電波の飛距離が長く,基本的な機能だけで十分だと思われる方にはお勧めです.私のまわりではベテランアングラーは使っています.

 外国のショップから直接買うと日本で買うよりも送料を含めても6割くらいの価格で買えます.少しくらい高くても,日本のショップで買える場合は,日本のショップを利用する方が安心ですが,手に入らないものや,値段があまりにも違うものは,直接向こうのショップから購入もありですね.

 なお,一般に定価と表示されているUK製品の価格にはVAT(所費税)が25%が含まれた価格ですので,日本から購入する場合はその分を引かれますので,安くなります.私のブログにもリンクが張ってあるJhonson Ross Tackleではこちらの住所等を登録しておくと,買い物の際,VAT(消費税)分を差し引いた価格が表示され,助かります.またこのショップでは日本までの送料を計算してメールで送って来てくれて,そこから購入が始まりますので,安心です.最近は送料が高いので,特に海外のものは買いにくい状況です.さらに円安で為替レートも心配ですね.

 昔,1990年頃は1ドル80円近くの円高で,外国の,例えばアブのリールが安く手に入って喜んでいた頃が懐かしいです.今では遠い,昔話になってしまいました.

 通常のバイトアラームの使い方は,バンクスティックに2個つけて2本竿で行っています.


 仕舞う時には,コンパクトなので,下のような旅行用の小物用ポーチにうまく収まります.ブザーバーに送信機2個を装着したままで,リアのバーのロッドレストと受信機も含めて一つのポーチで収まっています.設定用の説明書メモもポケットに挟んであります.

 なお,受信機を置いておく際にはケース等も発売されていますが,私は,しっかりしたロッドベルトを巻いて立てて使っています.



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