冬の釣りで,アタリを待つ間,待機するのに車だとストレスがたまったり,体を動かしたくなる中で,暖かい環境を考えるとテントでのストーブ利用を考えます.
昔から,四季を通じて鯉釣りをやってきたので,腕はともかく,キャリアだけは40年以上になり,冬の鯉釣りを始めることから,本格的な鯉釣りになってきたように,自分の鯉釣りを思い起こせます.
地元の宮川で1,2月の厳寒の中,意外と大型が釣れることが分かり,4輪駆動車で河原に車を入れ,自作のセンサーでアタリを待つという,今のスタイルにつながる釣りを始めました.大鯉研究所の高橋さんの濃尾野鯉会と私たちの巨鯉会と合同で冬の宮川で釣行会をしたり,行く鯉来る鯉も行った記憶があります.
年末に久しぶりの倉庫の掃除をして,当時のテントを取り出して立ててみました.写真が当時モンベルから発売されていた「ムーンライト7型」です.簡単に立てられるということで,最初に買ったテントです.今でも使えることができるので,高さも150㎝はあるので,中で待機してアタリを待つ用に,土足で出入りして,使ってみようかと考えています.昔を思い出すかもしれません.
冬用としては,
このビビーテントも一人釣行では使えそうです.他の日本のテントに比べて強度等はワンランク上に位置するもので,鯉釣りに特化している点でも使ってみたくなります.テントの中には,ベッドも写っていますが,本格的BivvyビビーテントBed
で,冬でも十分使えます.シュラフとカイロだけで眠れそうです.難点は.このテントが120×30×30㎝で,ベッドが100×100×30cmほどあり,軽バンで何とか積めるものの,かなり嵩張るところです.慣れれば,設営も難しくはないので,本格的なCarpFishingの気分を味わうには面白いかもしれません.
10年ほど前に購入したものの,ほとんど使ったこともなく,この冬は使ってみたいと考えています.両方ともNashの製品で,価格もそれぞれ,6万円位したと思います.直接外国のショップから購入したものです.今は,さらに改良され,形も少しずつ変わってきているようで,大型のものもあります.外国のショップなども,このブログでリンクが張ってあるので,検索してみてください.
この写真の向かって左のテントはコールマンのツーリングテントで,今は廃版になっていますが,前室もある程度広く,ソロでの釣りにはこれまでも使ってきました.ストーブは使えませんが,ガスカートリッジのヒーターですぐに温まりますので,便利です.最近は石油ストーブを使っていますが,石油ストーブを使わないのならこれが便利かなと思います.テントを使って思うことは,車だとどうしても体を動かさないので,ストレスがたまったり,運動不足位になったりと,健康面を考えてもテントの利点はあるかと思います.車横付けのポイントだとそれだけで,ポイントが限定されますし,自分の釣りの幅を広げるためにも担ぎ込みで,テントを使う釣りも,味があると思います.
3,4人で鯉釣り談議をしながら,鍋をつつきながらアタリを待つという冬の鯉釣りには,写真のようなロッジ型も使えますが,張綱をしっかり張って,風対策が気を付けないといけないと思います.
こう考えてみると冬の鯉釣りもいろいろな楽しみ方もあり,その釣りスタイルに応じて,テントも選べて,面白いと思います.最近はストーブを使うことで快適な温かさを確保して,アタリを待つことから
写真のようなテントを使っています.このテントはOnetigris製のもので,シートだけで,ポールを4本から6本使っての設営になります.高さは170㎝も確保できて,側面が立っているのでデッドスペースが少なく広々と使えます.さらにコンパクトなので,ポールと張綱,ペグを十分確保すれば快適な空間が確保できます.また写真のようにスカートになっているので,寒さ対策もでき,冬場のテントとして応用範囲が広く感じます.私は,4本ポールで設営していますが,いろいろ工夫ができてユーザーの熟練度に応じて使い勝手も向上する印象です.雨を考えて,カーサイドタープと併設して写真のような使い方も可能です.ストーブの荷物量をテントのコンパクトさで軽減してくれて助かります.ちなみに,このテントは薪ストーブも使えて,煙突の排出口も使えて工夫次第で,応用範囲が広がります.私も昨年,ベテランのアングラーから教えていただき,12月から使い始めて,快適さを実感しています.値段は2何円くらいで,今も発売されています.なお,ペグと張綱は普段から十分な量を確保していくことで,風対策につながると思います.以上紹介してきたテントの中では最も広く使えて最も嵩張らばいのがこのOnetigrisのテントです.