ハル文庫の高橋です。
毛皮をまとった友のルナちゃんが旅立ちました。
8月3日の夜でした。
ミニチュアダックスだけど、それにしては大きく育ったルナちゃん。
犬の寿命は人間に比べると短いのだから、
やがては見送らないといけないのはわかっているけれど。
15歳で、もう足が弱っていたし、白内障で、
耳もあまり聞こえなくなっていたけれど。
それでも、その死は突然で、茫然としてしまいます。
「ダメだよ」とちょっと叱ると、すぐにひっくり返ってお腹を見せて
「可愛がって、可愛がって」とおねだりする子で
「あらあら」とかがんでお腹をなでてあげると、とても嬉しそうにしたものです。
視線が真っ直ぐで、優しい表情で。
いつも尻尾を振って、飛んできて迎えてくれました。
亡くなってから2週間。お葬式をしてから10日が過ぎたけれど、
まだまだ居ないことに慣れません。
命が終わった瞬間、残された体とともに、飼い主も取り残されますね。
まだまだいっしょに過ごしたかったけれど……
いっしょに過ごせた時間が愛おしくて、「ありがとう」と感謝するばかりです。
ルナちゃんに大好きな曲を捧げます。
女の子ですから、おじいさんじゃないですけど。
ルナちゃんのように明るくて優しくて、食いしん坊みたいな曲じゃないですか?