↑ 『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版社)
こんにちは!
ハル文庫の高橋です。
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
というのは、
お知り合いの編集者の方の仕事だといって、
サラ☆さんが寄贈してくれた本。
出版社の雑誌の長年にわたるインタビュー記事を
編集したものだそうです。
365人の仕事にまつわる考え方を
1人1ページでまとめて掲載。
読みやすいうえ、エッセンスを抽出して紹介されているので
どのページも読みごたえがあります。
紹介させていただきたいのは、その中の、
棋士の米長邦雄さんのページから、
運がいい人が備えている要素について。
誰だって、運は良くなりたいと思う、と思います。
ある程度人生をたどれば、
「運」というものが、人生にどれほど大きく作用するか、
実感としてわかりますよね。
それに、ほんの些細なことですけど、
ホームについたら、すぐに電車が入ってきたとか、
ホームに降りるとすぐ目の前が、改札にあがるエスカレータだったとか
細かいことでも、テンションの上がり目下がり目になったりします。
将棋の棋士なら、「運命の女神が微笑んでくれる」というのは
ひしひしと感じることだったでしょう、と思います。
一瞬一瞬の息遣いまでが感じられる将棋盤を挟んでの勝負。
あの一手が…、吉となったのか、凶と出たのか…
そんな息詰まるような将棋の世界で頂点を極めた
米長邦雄さんがおっしゃることですから
納得もできるというものです。
米長邦雄さんが言われる「幸運の女神が微笑む人の条件」とは?
次の3つです。
①笑うこと
「笑う門には福来る」とはよくいうことですが、
笑うことでプラスの気に包まれるのだと思いますよ。
②謙虚であること。
幸運の女神は謙虚さを好むそうです。
逆に「自分を絶対だと信じて、人を見下すような人」
「他人と自分を比較して妬む、そねむ、ひがむ、憎むといった感情を
あらわにする人」からは、運は逃げていくそうです。
③運のいい人とだけお付き合いをすること。
運を良くしたいと思ったら、
運の悪い人とは付き合うのをやめることだと米長さんはいっています。
「運の悪い人」とは、人の悪口ばかり言っている人、誰かを恨んでいる人。
そういう人とは付き合わない方がいい。
3番目は、たくさんの人が訪れる文庫では、なかなか難しいとも思うのですが、
運がよければ、そういう人たちは寄ってこないのかもしれません。
とにかく、子どもたちもいっぱいいることですから、
できるだけ、運をよくすることにいたしましょう。
早速できることは「笑うこと」ですから、
今日は笑います。
というか、笑顔を絶やさないよう心掛けたいです。
では、今日も素敵な1日をお過ごしください!