『奇跡のリンゴ』(幻冬舎刊)がベストセラーになっていますが、ご本人からじかに伺う話は、心に刻みつけられるものがありました。
最初に茂木さんから、「番組に出演したときの印象はどうだったか」と質問を受けた木村さん。(あの番組は打ち合わせなしでやるんだそうです。)
「でもさ、ずいぶん緊張してましてさ、ずいぶん長い時間のように感じました」
高校を卒業してから、農業をすぐに継がずに、就職したのはなぜですか?
(木村さんは高校卒業後、川崎に出て、会社勤めをしたのです。)
「どうしても計算にあわないと。だから、あのころはソロバンの時代でしたから、ソロバンをぱちぱちやってみて、自分はこういう仕事(農業)はやらないと、頭から決めていました」
そんな調子で始まった対談でした。
木村さんの語り口が「でもさ」という枕詞で始まるのが、なんだか、お話の語り口のようで、聞いていて心地よかったのです。
自然に関する、とても深い話を伺うことができたのですが、それについては、またあとで。
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