失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

めまい・しゃべらない・うつ・・神経刺激施療で・・短期回復

2018-01-02 12:56:17 | めまい・うつ
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に「落とし込み・釣り」をお勧め。

技術系・自営業・事務系には、「落とし込み・釣り」が適します。

釣りの内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは、
年始の釣りは、タナゴ、メバル、でした。出先なので、釣り記録は、後日載せます。


著書より抜粋連載します。
「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より 連載します。


50頁
生していることが多いのを、意外と知る人が少ない。
両親の抱いている慢性的なイライラが、被保護的な弱い立場にある嫁や子供に向けられ、

叱言になったり,勉強しなさい″、という叱責の言葉になる。
また、子供が自身で工夫をしてやろうとしていることを、先回りしておせっかいをやいて

千渉する。両親のストレスのはけ回の日常的な被害者として、もっとも弱い子供が神経的にまい
り発病してしまうのである。

本来、子供は自然な状態で育てていれば、「失調症」になることはない。子供の心に内的葛
藤を起こす原因の中でも、特に際立って目立っているのが両親の社会的見栄、虚栄心がある。

「お宅のお子さんは、良くお出来になりますね。」「成績がよろしいですね。」という周囲
からの言葉を暗に期待し、そういわれると快感をくすぐるために、子供を追いたてる。

お稽古ごとに、塾通いに追いまくる。子供はじだいに重荷になってくるのである。
子供の勉強や成績、動作、性質は、すべて両親からの遺伝そのものによるところが大きい。

子供が引き受ける責任ではないということを認識しなければならない。
優生学的な見地からいっても、頭の良い両親からは頭の良い子供が生まれる。

ぼんくらからはぼんくらしか生まれないとは、世間でもよく言われることではないか。
51頁
両親は青少年の頃に、自分たちが育った家庭環境のさまざまな制約によって果たせなかった
進学の夢、希望した職業への多難な道程。

これらの熾烈な競争を経てきた両親が、自分の夢や希望を代理実現させようと自己中心的に、
さらに、父親の職業に関係する問題も起ってくる。たとえば、自営業の家庭の場合によくあ

る例だが、好景気の波に乗って、従業員も増えてきてお得意も拡張できた。
そしてそれが得意の状態となったとき、父親は自分の息子、あるいは娘に継がせようと心を

きめる。ここですでに何かが間違ってはいないだろうか。
父親にしても本当に、その職業が好きで希望して始めたことであったか、疑間である。
いろ
いろな環境の制約条件下で彼にやっとできた仕事、彼がそれしかそのとき出来なかったという
厳しい制約のなかで始めた仕事が、現在多少うまく軌道にのったからといって、ただそれだけ

で子供に押しつけるのは乱暴ではあるまいか。
それは彼自身が生活の糧を得るために始めた職業であって、息子あるいは娘がその仕事が好

きでたまらないとか、どうしても継ぎたいと考えているだろうか、という配慮が少しも認めら
れない・・・
続く・・・

富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊 

めまい・しゃべらない・うつ・・神経刺激施療で・・短期回復

2018-01-01 11:41:15 | めまい・うつ
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に「落とし込み・釣り」をお勧め。

技術系・自営業・事務系には、「落とし込み・釣り」が適します。

釣りの内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

新年おめでとうございます。

著書より抜粋連載します。
「めまい・吐き気・不眠の治療」本文より 連載します。


47頁
前述のM・O君の症状と極めて似ている状態のもう一人の少年、C・O君がいる。
C・O君は小学校の五年生で、私の所へは母親に連れられて来所したが、

最初から俯向いてじっと動かない。返事もしない。喋らない。学校の成績はよくて、
八十点、九十点を取っているということだ。

質問されても黙っている、書くことは出来るのだが、喋ることはしないということで、
″何の病気でしょうか″とご相談に来られた。

ご両親が揃って来られたので、いろいろとお話を聞いてみた。
母親にそっと尋ねると、C ・0君の父親は自営業で店舗を持っており、 

一日中、家にいるということだった。・・・C・O君のやることにいちいち口を
挟むようになるのだという。母親はおっとり型のようだった。父親が口を挟むことが

重なると、子供はうるさがって、最
48頁
初は少し反発していたそうだが、その反発に対して、父親が強引に押しつけるので、子供はじ
だいにものを言わないようになったということだ。・・・

前にM・O君の例があったので、私はC・O君の施療をお引き受けした。それで一週間に一
度、施療においでになるように言った。・・・

 一週間に一度の間隔で、お店が休みの日に通って来られるようになった。
C・O君は、施療を始めて五、六回を経過したとき、首すじの回りの黒ずんだものが取れて
きて、顔の色も白くなってきた。

最初、施療中何にも言わず体をモゾモゾ動かして痛みを表現していたのが、″痛い″ ″熱い″
と短い言葉を発するようになった。付添ってきている母親も「最近では、ぼつりぽつりと

『ご飯を食べたい』とか『ジュースを飲みたい』とか言うようになりました。
以前は何にも喋らず、とにかく口にだして言いませんでしたが、少し喋るよう

49頁
になってきましたよ」と嬉しそうにいわれた。
この頃、C ・0君がやっと表現したことは「目の玉が重くてグルグル廻っていた」ということ。

施療回数にして十回目くらいから、学校に行っても友達と多少会話するように変化してきて
いた。・・・

50頁
両親の抱いている慢性的なイライラが、被保護的な弱い立場にある嫁や子供に向けられ、叱
言になったり,勉強しなさい″、という叱責の言葉になる。

また、子供が自身で工夫をしてやろうとしていることを、先回りしておせっかいをやいて千
渉する。両親のストレスのはけ回の日常的な被害者として、

もっとも弱い子供が神経的にまいり発病してしまうのである。
続く・・・


富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
0000他11冊