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NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年3月2日

2025年01月10日 | 1998年
3月2日(月)
 近所のDIY店でワイヤーブラシと紙ヤスリを購入。予備に取っておいた使い古しのVXプラグを掃除する。ブラシをかけただけで付着したカーボンが取れて、驚くほどきれいになる。ちょっと見ただけでは、まるで新品と変わらない。プラチナ使用の中心電極も磨耗しているようには見えない。走行約1万キロでフケ上がりが悪くなったので、取り外したものだ。これだと、まだまだいけそうな気がする。

 驚いたことに、シックネスゲージでエアギャップを計ると、0.9ミリが標準なのに0.8ミリしかない。プラグは使うほどにエアギャップが広がると整備本には書いてあったはずだ。4本ともすべてそうなので、最初からこういう作りだろうか。それとも、シックネスゲージの精度が悪いのか。ちなみにゲージはイエローキャップで240円で購入したものだ。付着したカーボンを取ったり、ヤスリをかけたりすることでギャップが広くなると、ものの本には書いてあったのだが……。
 まったく逆だ。

 これはどういうことなのか。最初からギャップが広くなるのを計算して0.8に設定してあるのだろうか。すると、このプラグはまだ使えるということか。どっちにしても、今使っているプラグはそろそろ使用1万キロなので、フケ上がりが鈍くなってきたら、1回はこれに交換してみてもいいか。
(あとで判明したことだが、ある本には、こんなふうにガシガシとプラグを掃除したものは絶対に使ってはいけないとあった。細かいカーボンのカスが溝にはいりこむのだそうだ。消耗品なのだから、思いきって捨てなさいと。だが貧乏人にはなかなかそういうことはできん)



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