明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

ブログへ表を貼り付ける方法

2023年12月14日 | ソフトウェア
goo ブログには作表機能がありません。

ときどき表を貼り付けたくなるときがあります。

いろいろな方法があると思いますが、生成AI(ChatGPT、Bard、Bing)も試してみました。

1.画像にして貼り付ける

Excelで表を作り、WindowsのSnippingToolでキャプチャーしました。

画像なので少しボケていますが、色などの装飾がそのままのイメージです。

2.Excelで作った表をコピーしてブログへ貼り付ける

その1 1 a
その2 2 b
その3 3 c

👆gooブログでは、こんな感じになりました。

一番簡単な方法だと思いますが、色や罫線などの装飾が表現されません。

3.表を作れるソフトからHTMLに変換する

普段FileMakerというデータベースソフトを使っています。

HTMLにエクスポートする機能があるので、表を作るときはよく使っています。

文字コードをUTF-8にしてエクスポートします。

HTMLファイルができるので、テキストエディタで開いてコードをコピー。

gooの場合はブログパーツの挿入でコードを貼り付けることができます。

表を貼り付けると、こんな感じです。

色などの装飾や左寄せ、右寄せが反映されておりませんが

ブログから直接編集することが可能です。

その3だけ編集してみました。

フィールド1 フィールド2 フィールド3
その1 1 a
その2 2 b
その3 3 c

 

4.生成AIに頼んでみる

ChatGPT、Bard、Bing 3つの生成AIを使って試してみます。

プロンプトは全て同じで試してみました。

次の文章をHTMLの表にして下さい。
表には罫線を付けて下さい。
数字は右詰にしてください。
3つめのフィールドは赤文字にして下さい。
フィールド1 フィールド2 フィールド3
その1 1 a 
その2 2 b
その3 3 c

AIによりHTMLのコードが生成されますので、先ほどと同じ要領でブログに挿入します。

ChatGPT3.5

フィールド1 フィールド2 フィールド3
その1 1 a
その2 2 b
その3 3 c

Bard

フィールド1 フィールド2 フィールド3
その1 1 a
その2 2 b
その3 3 c

Bing

フィールド1 フィールド2 フィールド3
その1 1 a
その2 2 b
その3 3 c

 

プロンプトの書き方が悪かったのでしょう。

"a,b,c"の3文字を赤文字にしたいと思ったのですが

ChatGPT3.5は文字の色づけがされていませんし、数字が右詰になっていません。

Bingが一番イメージに近かったのですが、回答されるまでの時間が一番遅かったです。

3つの生成AIで同じプロンプトで試してみましたが、それぞれ個性があって面白い結果となりました。

アプリケーションからHTMLに変換するより、生成AIを使った方が簡単かもしれません。

 


19×19までの暗算と頭の体操ドリル

2023年11月14日 | ソフトウェア

※見出し画像はダイヤモンド社ホームページより引用

新聞を読んでいると記事下広告に目がとまりました。

小杉拓也著「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本 計算の達人編」

ダイヤモンド社の発行で55万部突破と書いてあります。

小杉拓也氏はプロ算数講師でもあり志進ゼミナール塾長をされている方です。

著書も数多く書かれている方ですが、55万部は凄い数字だと思います。

チラシを見ると

(22-5) × 17 + 40 ÷ 8

まで、暗算でできるようです。

19×19までの掛け算は小杉先生が開発されたおみやげ算という方法があります。

例えば15×14なら

 

やってみると、少し練習しただけで暗算で解けるようになりました。

これは頭の体操によろしいかと思います。

なので、AutoHotKeyでドリル計算ができるスクリプトを書いてみました。

画面に問題が現れます。

暗算できたら[はい(Y)]を押すと答えが出てきます。

7秒経っても自動で答えが表示されますので、制限時間内に解かなければなりません。

問題を続けるときは[はい(Y)]

やめるときは[いいえ(N)]

を押します。

ゲーム感覚で頭のトレーニングになります。

けっこう焦って間違います。

AutoHotKey

次のスクリプトをテキストエディターにコピーして

drillcal.ahkという名前で保存してください。

AutoHotKeyがインストールされていれば

drillcal.ahkをクリックするとCtrl+Shift+qで起動します。

制限時間は Sec = 7  を書き換えれば他の秒数に変更できます。

^+q:: ;question 2桁暗算ドリル
  Sec = 7
  Count = 0
  Loop
  {
    Count := Count + 1
    Random,x,11,19
    Random,y,11,19
    ans := x * y
    msgbox, 4, 問%Count%(%Sec%秒以内でお答え下さい), %x% × %y% = ?, %Sec%
    
    ifMsgBox, No
      break

    msgbox, 4, 続けますか, %x% × %y% = %ans%
    ifMsgBox, No
      break
  }
return


ATOK2017を使い続けて

2023年10月12日 | ソフトウェア

ATOK2017を使っています

分かっています。今は2023年です。
2017年にATOKを購入してから、さほど文句もないので使い続けています。

昔話

私がパソコンを使い始めたのが昭和58年。
まもなく日本でもMS-DOSが登場する時代です。
パソコンの性能も今のように高性能ではありませんでしたので、当時の開発者の皆様は日本語の取扱に苦慮していたのでしょう。
パソコンに漢字ROMを搭載しFEP(Front End Processor)という名称で仮名変換を実現していました。
この仕組みのおかげで別のソフトを使っているときにでも仮名変換が可能でした。
この当時のFEPは特徴があって面白かったです。
パソコンの性能が低いのでおバカ変換当たり前。少しでも日本語になっていると「すごーい!」などと思ったものです。
ATOK、松茸、VJE、WXP、EGBridgeなど有名なFEPが勢揃いしており、少ないリソースの中でこれらのソフトを開発された方々は凄いなと思います。
当時はワープロソフト一太郎で使われているATOKが全盛でした。
私はナンバーワンに対するアンチ派でしたので、VJEやWXP等を愛用していました。
当時使っていたEPSON PC-286NoteFにはROMでEGBridgeが入っており、変換効率はイマイチでしたが脅威の500文字一括変換ができる上、軽くて使いやすかったと思います。
時は流れWindowsの時代に突入すると仮名変換システムはIME(Input Method Editor)という名前に変わりました。
私の記憶ではWindows95に搭載されていたIMEはエーアイソフトのWXシリーズがもとになっていたと思います。
DOSでWXⅡを使っていたので使いにくさはありませんでした。
それでもWindows用にエーアイソフトが開発したWXGを購入して使っていました。
エーアイソフトシンパだったのかもしれません。
その後Windowsも進化を続け、Vistaの頃にIMEが突然おバカになります。
中国に開発が移行したという噂が流れ始めました。
あまりのおバカさにIMEをATOKに換えたのがこの頃です。
最後にATOK2017を購入し現在に至ります。

ATOK2017

ATOK2017はジーニアス英和辞典、ジーニアス和英辞典、岩波国語辞典、明鏡ことわざ成句辞典、大修館四字熟語辞典、乗換案内駅名電子辞典などの外部辞書を使うことができます。


特筆すべきはatok_xls_data.xlsというエクセルデータをドキュメントフォルダーに入れておくと漢字変換することができます。
エクセルで検索に使用するキーワード・確定したい単語やフレーズ・参考情報の3項目を登録・編集できますのでメモ代わりにも使えます。

これが便利なのです


事務所のパソコンには仕事でお会いする方々のお名前を入れておりますので、名前の打ち間違えを排除できるだけではなく、何年頃にどなたがどこにいらっしゃたのかすぐにわかります。


この機能があるため他のIMEに換えられません。
ATOK2023は凄く良いという話を聞いたけれど、多分私は2017をこれからも使い続けると思います。
不思議なのはChatGPTに代表される生成AIです。
何故、これだけ誤字無く日本語で回答できるのでしょうか。
AIに負けないよう、誤字を無くしていきたいと思う今日この頃です。


Wordで選択範囲の計算

2023年09月13日 | ソフトウェア
ある掲示板の質問

ある掲示板で一つの質問が目に入りました。

4桁~6桁ほどの数字が100行ほど並んでおり、電卓が得意な方に合計を教えて欲しいという質問でした。

普通に考えれば、100行の数字をコピーしてExcelに貼り付ければ簡単だろうと思います。

試しにやってみると ※数字は適当に書き直しています。

Excelに貼り付けた結果は

うまく張り付きませんが、これは改行コードの違いによるものです。

Windowsで使われている改行コードは、ネット上で良く使われている改行コードと違います。

ですので、メモ帳に貼り付けて文字コードをShiftJISにすればExcelに貼り付けることができます。

今回はWordに一度貼り付けて再度コピーしただけでExcelにうまく張り付きました。

Excelには範囲指定しただけ合計などを計算してくれるAutoCalcという機能があります。

Wordや他のソフトでも範囲指定しただけで合計を出してくれればと思ったのが今回のテーマです。

AutoHotKey

書店に行くとPythonという言語による業務自動化の書籍が並んでおります。

たしかにマルチプラットフォームを考えるならPythonは便利だと思います。

ただ、Windowsに限っていえばAutoHotKeyで自動化した方が簡単だと思います。

AutoHotKeyは私のような素人でも比較的簡単に業務の自動化を実現してくれます。

[CTRL]+[SHIFT]+j  の同時押しで次の要件を満たすようスクリプトを作ってみました。

・Wordやテキストエディタで選択した範囲を計算する

・複数の行数に式が並んでいる場合はその式を合計する

・三角関数や対数などの関数を使うことができる

 

AutoHotKeyのインストールについては詳しく書かれているサイトが多いのでそちらをご覧下さい。

インストールができましたら

次のスクリプトをメモ帳等にコピーして例えば AutoCalc.ahk 等という名前で保存してください。

^+j::AutoCalc() ;;選択範囲の計算

AutoCalc()  {

  Send,^c ;選択範囲をクリップボードへコピー

  clipwait ;コピーが終了するまで待つ

  str := clipboard

  StringReplace, str, str, `r`n`r`n, , All ;改行だけの行は計算しない

  StringReplace, str, str, `r`n, +, All ;改行コードが見つかれば"+"に置換

  StringReplace, str, str, +, +, All ;googleでも読めるようにプラスを半角から全角へ

  str := RegExReplace(str, "+$", "") ;計算エラーを回避するため最後の行を+で終わらせない

  run,https://www.wolframalpha.com/input?i=%str% ;Wolframで計算

}

AutoHotKeyインストール後、このファイルをクリックします。

簡単なスクリプトですが

Wordや他のソフトで[Ctrl]+[Shift]+jの3つ同時押しで選択した範囲の計算をWolfRamAlphaへ渡します。

もちろん選択範囲に関数が入っていても大丈夫です。

1+2*Sin(30)*log(25)を選択して[CTRL]+[SHIFT]+j  を押すと

一番上の行の 「^+j」 の部分を変更すればお好きなキーに設定できます。

^ はコントロール、+はシフトを表す修飾キーです。 

WorfRamAlpha

「計算知識エンジン」として数式の計算、単位変換、グラフの描画など適切な情報や解答を提供してくるサイトです。

iPhoneでは専用のアプリをダウンロードすることができます。

とても足し算だけに使うのはもったいないサイトなのですが、高機能、高精度ということもありWolfRamAlphaへ選択範囲の計算を渡すこととしました。


Googleの生成AIによる検索サービスを使ってみました

2023年08月31日 | ソフトウェア

8月30日よりGoogleで生成AIによる検索サービスの試験版が日本でも始まったという記事を日経新聞で読みました。

早速、Googleサーチラボから設定して使ってみました。

http://labs.google.com/searchにアクセスしてSGE設定をオンにするだけで使えるようになります。

このとき、Googleにログインしていない場合はログインを求められますのでログインしてください。

ちょっと使ってみましたが、なかなか良い感じです。

今までの検索エンジンとしての使い方をしても邪魔になることなく精度も高いと思います。

さて、

昨日悩んでいた満月の写真の撮り方をAIに聞いてみます。

今日も綺麗な満月が空に浮かんでいますので、AIの意見を参考に再度撮影にチャレンジ!!

(Nikon1 110mm 1/25 F6.3 ISO100)

 

腕が下手なのでなんともいえませんが、AIのお陰で昨日よりは上手に撮れたのではないでしょうか?