箱根「迷走コースの旅」Ⅲ からの続きです。
のうのう箱根
今日のお宿は「のうのう箱根」
住所は強羅ですが、最寄り駅は早雲山駅になります。
駅から歩いて約800メートルで到着しました。
10分ほど歩くとお宿に到着
「ゆっくり温泉に入りたい」というのが旅の目的の1つです。
日曜日は各スポットが混雑しており、本当に疲れました。
まずはお風呂に入りました。
内湯は小さな造りでしたが、やや熱めのにごり酸性湯が気持ちよく、ゆっくりと入浴しました。
浴場を出ると冷水のサービスと無料マッサージチェアが設置されています。
この浴場には露天風呂は設置されていませんが、別料金なしで貸し切り露天風呂を予約できます。
夕食は地元の食材をふんだんに使用した料理が次々と出てきて、満足しました。
(メインの足柄牛の陶板焼きに、鶏と茸の炊き込みご飯がありました)
(お品書き)
食事の後、露天風呂に行きましたが、露天風呂のイメージとは異なり、屋根と壁があり、室内全体が暗いため、露天風呂なのかどうか分かりませんでした。
朝方に入ると感じが変わるかもしれません。
お風呂から出ると疲れがたまったようで、すぐに夢の中に。
10月23日(月曜日)快晴!!
目を覚ますと昨日の厚い雲がなく、青空が広がっていました。
妻は朝早くから大涌谷のライブカメラを見ていました。
「富士山が見えてる!!」
この一言で今日の行程を変更しました。
予定では登山鉄道に乗り箱根湯本でお土産などを買いながらゆっくり東北へ帰るつもりでしたが
朝食を食べたらリベンジで大涌谷に向かうことにしました。
大きなスーツケースは早雲山駅に貸しロッカーがあれば置いていこうか、などと考えましたが宅急便で自宅に送ることにしました。
朝食は焼き魚がメインで、ご飯は茶漬けにして食べました。
スタッフの皆さんが親切で対応も良くお食事も美味しかったです。
小田原生まれというスタッフの方には富士山を見ながら育ってきたという話を聞きながら早雲山駅まで送っていただきました。
スタッフの方曰く。
それでも山梨から見る富士はまた違うのだそうです。
いろいろな顔をもつ富士の山、今日は見ることができるのかな。
不安半分で出発です。
「のうのう箱根」さん、ありがとうございました。
早雲山駅 9時
昨日(日曜日)の混雑はなくロープウェイ乗り場に着くと私たち以外おりません。
昨日の今頃は箱根湯本から元箱根港までの満員バスの中で横Gと戦っていた時間です。
それでも後から1組のご夫婦が乗ってこられました。
18名定員のゴンドラに4人が乗り大涌谷に向かいます。
みたび大涌谷へ
ゴンドラの中からでも青空が気持ち良く見えます。
すると
目の間に美しい富士山が見えてきました。
(ゴンドラの中から撮影)
昨日は厚い雲に覆われて見えなかった富士山。
あぁ、こんなに大きく見えるのだとしばし見とれてしまいます。
東北の片田舎に住んでいるので富士山を見る機会は1年に1度あるかないかです。
こうやって見ていると、日本を代表する山にふさわしいなとしみじみ思います。
大涌谷9時28分
大涌谷についても富士山に見とれておりました。
まだ山頂には雪が少なくこれからもっと素敵な姿になっていくのでしょう。
ここまでくると芦ノ湖からの富士山も見てみたいと思います。
当初は逆ルートで箱根を周遊するつもりだったのですが、いつのまにかゴールデンルートで観光しております。
今回の旅で三回目の大涌谷。
フリーパスがなかったら来ることはなかったことでしょう。
大涌谷から桃源台に向かうと、芦ノ湖に近づくにつれ少し色づいた木々を見ることができました。
(ちょっといい感じ)
(もう少しかな)
箱根の紅葉は10月の芦ノ湖をスタートとしてだんだん見頃になっていくのだそうです。
今年の紅葉はもう少しあとのようですね。
昨日の混雑状況を間近にると、紅葉の見頃の時期はどんな状態になるのだろうかと考えてしまいます。
桃源台
9時45分
桃源台到着。混雑はしていません。
海賊船乗船まで時間があるので、昨日は通過しただけの桃源台駅を歩いてみます。
すると
(第3新東京市の文字が...)
そうでした。
箱根が舞台の物語があったことをすっかり忘れていました。
ネルフのエレベータに乗って海賊船乗船所に向かいます。
箱根海賊船ロワイヤルⅡ
昨日はクイーン芦ノ湖でしたが、今日はロワイヤルⅡに乗船できました。
ロワイヤルⅡの船内には3Dアートが所々にあるので船内も楽しめます。
箱根が舞台の物語も思い出しましたので、ヤシマ作戦の二子山も写真に収めます。
「笑えば...いいと思うよ...」の台詞が有名でした。
念願の芦ノ湖からの富士山も見ることができました。満足です。
箱根町港
10時39分
のんびりとした旅を続けていた今回の旅行。
行程を変更しているので、ここからが大変でした。
箱根湯本からのロマンスカーを予約していたので、船を降りるとダッシュでバス停に向かいます。
箱根湯本までのバスは昨日とは打って変わって余裕で座れました。
座れると心にも余裕ができるのでしょうか。
車窓からの風景を楽しむことができました。
箱根湯本駅が近づくと小さな渋滞があり間に合わないかという場面もあったのですがここでもダッシュ。
なんとか帰路につくことができました。
天候に振り回され、逆ルートの周遊から急遽ゴールデンルートに予定を変更した旅でしたが結果は良かったのかなと思います。
箱根を堪能するには1泊ではもちろん足りなかったと思います。
次に来るときは仙石原を含め、今回行けなかったところも見てみたいなと思える場所でした。
決算報告
今年の春、2泊3日で上越、十日町を中心として車中泊を楽しんできました。
町田市一泊を含めた今回の2泊3日の旅は車中泊の3倍の費用となりました。
移動距離も違うと言えば違うのですが、車中泊はリーズナブルです。
ただ、旅館には旅館の魅力もありますので車中泊に偏るのではなく旅館宿泊もふくめ、これからも旅を楽しんでいきたいと思います。
(帰りの電車の中から)