明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

公表された積算被曝放射線量の推定値

2011年04月27日 | 日記
 4月26日、福島原発事故を受け、周辺地区で計測した放射線量を基に作成した4月24日現在の放射線量分布マップが初めて公表された。
積算被曝放射線量の推定値も出ている。


 来年3月11日の積算線量の推定値は次の通り
(単位:msv)
福島市大波滝の入 10.6
福島市光が丘 8.7
福島市杉妻町 4.6
福島市荒井原宿 2.4
 大波は相馬から来れば、福島市への入り口となり、福島市の東部にあたる。
 杉妻町には県庁が位置し、福島の市街地にある。いつも放射線量が発表されるのは、北に2キロほど離れた保健所付近である。
 医大がある光が丘は福島市の南部。
 荒井には陸上自衛隊があり福島市の西の外れにある。
 荒井から大波までは10数キロ程離れているだろうか。
 荒井の被爆量と大浪では、桁違いになっている。
 こうして眺めていると、福島市の中だけでも、ずいぶんばらつきが見られることに驚く。
 積算予測が知りたくて、右も左もわからない私が計算したときは、約6.7ミリだから、少し多目だったようだ。
 積算予測を知りたい人は、多かったはずだ。もう少し早く発表しても良かったのではないかと思う。
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計算してみると安心する

2011年04月17日 | 日記

  = 6.743msv

 福島市の放射線量が多かった3月15日、埼玉の弟から電話があった。
 放射能が危ないから埼玉に避難して来いという言葉だった。
 考えてみると言って電話を切り、コタツに入りながらiPhoneで放射能を調べ、電卓で計算すること1時間。
 弟に「今はまだ大丈夫だから、ありがとう」と答えた。
 そもそも、この事故が起きるまでは、放射能のことなど全然知らなかった。
 日本の原子炉が大事故を起こすとは考えたこともなかった。しかも、この福島で。
 放射能、放射性物質、放射線、ヨウ素、セシウム、ベクレル、シーベルト
 普段聞き慣れない言葉が、毎日のように聞かれるようになり、一つ一つの言葉の意味、放射線による健康被害などを調べることが必要になった。
 何が危険で何が大丈夫なのか。
 それが解らないと、次の行動に移せない。

 シーベルトを次のように単純計算してはいけないと思うが、

 大雑把な数値が分かるのではないかと思った。

 ヨウ素131の半減期を8.1日とすれば1日当たりの増減率は
  = 0.918
 逆算すれば0.918^8.1日間で半分の0.5になる。
 福島市の環境放射能測定値が最大だったのは3月15日、24µsv/h だったと記憶している。
 今日が4月17日なので、3月15日から33日間。
 つまり24µsv/h×0.918^33 = 1.42 µsv になる予測となるが、新聞を見ると、今日の環境放射能測定値は1.87µsv。若干の誤差があるものの、近い数字ではある。
 もちろん、ヨウ素以外の放射性物質や天候が影響しているのだろう。
  
 では、気になる3月15日の合計放射線量は
  = 553μsv
 24μsv×24時間では576μsvになることから、いくらか少なくなることがわかる。

 同じように一年間の合計を計算すると
= 6.743msv
 
 もっとも、一日中外にいるわけではないから、その8分の1くらいだろう。逆に内部被曝も考えられるから、目安にしかならない。
 何故か、安全基準が1msvから20msvに変更になっているが、どちらにしても、この程度なら問題ないだろうと判断した。
 何が危険で、何が大丈夫なのか、これからも見つめていきたい。

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相馬から6号線を鹿島まで南下

2011年04月04日 | 日記
相馬から6号線を鹿島まで南下したが、海側を見ても普段と変わらない景色。
もう少しすすむと、大変なことになるらしい。
双葉に住む方の話を聞くことができた。
11日は津波を避けながら帰宅。原発事故のため、次の日の朝6時に避難された。
その後、3つの避難所を経験し、今は県北の実家にいるという。
県北、相双間の通勤は大変そうだ。
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