明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

キーボード狂走曲3

2019年04月28日 | ガジェット
ダイヤモンドカーソル
 
ダイヤモンドカーソルという言葉があった。今でも残っているのだろうか。
WordStarライクなダイヤモンドカーソルは「A」の左隣にあるControlキーを小指で押しながら、S,D,E,Xでカーソル移動、HでBSの代わりができたため、ホームポジションを崩さずに入力することができて便利だった。NECのワープロ機「文豪」や、会計ソフトである「弥生」ですら、このキーバインドを取り入れていた。
 
いつの間にか、キーボードの主流はControlキーの配置が右下と左下になった。
最初は二つあると喜んでいたのだが、使ってみるとホームポジションが完全に崩れてしまい使いにくい
このためChgKeyやaltimeなどのソフトウェアでCapsLockと交換して使っている。また、LinuxをはじめとするPC系のUNIXでは、OSのインストール時にControlをCapsLockと交換することもできる。
キーボードに興味を持ちだして、調べているとHappy Hacking KeyBoard(HHKB)が目に付いた。
Aの左隣にControlキーを置く正統派のキーボードである。
面白いことに、上位機種のProfessional2英語配列にはカーソルキーがない。
右端のFNキーとの組み合わせでカーソル移動をさせる、逆ダイヤモンドカーソルとなっている。
購入した廉価版のLite2は、メンブレンであり、カーソルキーと左下にFNキーが追加されている。
このカーソルキーは右下のややくぼんだ絶妙の場所にあり、独特の存在感を放っている。
加えてLite2の英語配列では、FNキーと文字キーの同時押しで、Professional同様にカーソル移動もできる。
再右端に位置するFNキーは、簡単に右小指で探せる場所にあり、ブラインドでもカーソル移動がしやすくなっている。
慣れてくると、5cmほど離れているカーソルキーまで指を伸ばすのが面倒になるほどだ。
だからといって、カーソルキーがいらないかといえばそうではない。
画面上で確認しているとき。例えば、書類を見ながら右手に赤鉛筆を持ち、画面上と確認をするときや、お昼をとりながら右手で箸を持っているとき(^^;など、右手に何か持っているときはFNを使ったカーソル移動は面倒だ。独立したカーソルキーの出番はいくらでもある。
 
このLITE2、打音が少しうるさいとの評判があったので、一緒に購入したのがタミヤの「セラグリスHG 87099」
届いたその日のうちにグリスアップした。
確かに、打鍵音が小さくなり、ゴトゴトといった低音に変化したが、その音に不快さはない。この程度の音なら事務所で使っても問題はない。
グリスよりもシリコーンオイルの方が良いという意見もあり、キーボード専用のスムースエイドという商品もあるようなので、機会があれば使ってみたいところだ。
気になる押下圧は55gと少し重くなっているが、仕事で一日使っていても手が疲れたという感じはしない。
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キーボード狂走曲2

2019年04月14日 | ガジェット
メカニカルキーボード
ELECOMのワイヤレスキーボードで終われば良かったのだが、ここからキーボード狂走曲が始まる。
自宅のパソコン(Vaio)も7年が経ち、キーボードもヨレヨレになっていることを理由にメカニカル式のキーボードが欲しくなった。
打鍵感が爽快な青軸を探していたところ、見つけたのがQtuoのテンキーレスキーボードB01D65GGJO。
 
届いた青軸はずっしりと重く、箱を開けると無骨だけど、かっこのいいフレームレスキーボードがあらわれた。
3,000円台の価格ではあるが、作りはしっかりとしている。近頃の中国製は作りが良くなっているばかりか、インターフェースのUSBケーブルにはコードを束ねるためのマジックテープが付けられている。うれしい配慮だ。
よくよく見てみると、見慣れたマークが。。。
間抜けな話、愛用しているマウスがQtuoブランドであることを知った。
実際に打ち込んでみると、タイプライターを彷彿とさせる打鍵音で、打ち心地も気持ち良い。
ELECOMのワイヤレスキーボードと比べてみると、キー配列はJIS配列とUS配列の違いはあるものの、どちらもオーソドックスであり、慣れるのに時間はかからない。
作りは縦幅、横幅は全く同じであるが、軽く力を入れれば寄れてしまうプラスチックのELECOMに比べて、メカニカル式のQtuoは、がっしりと重く、堅牢な作りになっている。
キートップは、薄いELECOMとは対照的に厚みがあり安心感がある。
反面、入力スピードに関しては、底打ちするまで打ってしまう私の癖があるためか、キーストロークが浅いELECOMの方が速く打てる。
青軸は確かに良いのだが、懸念していた通り、自宅や職場で使うにはうるさすぎた。
独り身か、自分の部屋を持っていれば、心置きなく使うところだが、普段使いには厳しい。
打鍵音が苦にならない環境であれば、メンブレンと変わらない価格で、別世界に入っていけるキーボードである。
静音赤軸版が出たら買ってしまいそうで、怖い。
キーボード探しの旅は始まったばかりだ。
 
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