問題:台形ABCDの対角線BD上に、点Eを、ADとECが平行になるようにとりました。
三角形「あ」と三角形「い」の面積を求めなさい。
(2012年 女子学院中)
前の算数問題1と2は、最小自乗法や連立方程式まで使わなくとも算数で解けましたが、、
今回の図形問題は「ひらめき」が必要だと感じます。「い」が難しい。
①ADとECが平行であることから、「あ」と△ACDの面積は同じになるので、11×21÷2で求められる。
②「い」の面積はBDとBEの長さの比率を△ABDと△ABEの面積の比率から求め
③BDとBEの長さの比率が△BCDと「い」の面積の比率が同じになることから求める。
では、SHARPの事務電卓で解いてみます。
CASIOでは÷=を÷÷==と打鍵。[R・CM]は[MR]に読み替えてください。
<...>は電卓の表示画面です。
①11×21÷2[M+] <115.5> ...「あ」の面積
②15×21÷2÷[R・CM]=÷= <0.733333333> ...△ABDの面積の中で「あ」の割合
③-1=[+/-] <0.266666667> ...BDの中でBEの割合
×21×11÷2= <30.80000003> ...「い」の面積
もう一つ
CEを延長してABと交差する点をFとし、△BCFの11/15とする方法もあります。
21×4÷2×11÷15= <30.8>
算数って面白いなと思いました。