電卓のすすめ6 からの続きです。
次の表は[M+]を使わなくとも
[GT]キーがある電卓なら総計を出せます。
操 作 | 表 示 | G T | メモ |
---|---|---|---|
[AC]もしくは[CA] | 0 | 0 | GTが表示される |
243 × 3 = | 729 | 729 | |
213 × 5 = | 1,065 | 1,794 | |
119 × 4 = | 476 | 2,270 | |
260 × 8 = | 2,080 | 4,350 | |
594 × 3 = | 1,782 | 6,132 | |
[GT] | 6,132 | 6,132 | GTの表示 |
GTを使うと「いつものように」=で計算するだけで
総計を出せます。
MR(カシオ)・RM(シャープ)とGTの使い分けで大きく違うのは、
MR・RMはコピペのように一時メモリーとして使えることです。
例えば
損益分岐点=固定費÷(1-変動費÷売上)
売上1000 変動費400 固定費300
のときのMC独立機の操作は
[MC]400[÷]1000[M+]1[-][MR][=][MC][M+]300[÷][MR][=]
となり、GTとは違ったメモリー操作ができます。
MR・RMのメモリーとGTのメモリーは別個に使うことができます。
私はもっぱらMR・RMを使っていますが、もう一つメモリーが必要な場合はGTを使ったりします。
(※過去に教えて系の掲示板で回答した文を少し換えて掲載しました)
電卓のすすめ8 に続きます。
続編、文具の木の実もご覧ください。