
「タバコを吸って何が悪い!!俺たちは、国に多額な税金を収めているんだ」と喫煙者は胸を張るがとんでもない誤解だ。1999年前田信雄氏が日本で初めて試算した「保険の経済学」東京大学出版会によれば、年間3兆8千億が失われるとしている。さらにタバコが原因の火災は年間6000件、財産損失額151億円火災による死亡の損失額は78億円(1994年度 消防白書)となっている。損失額の試算には吸殻の清掃費や勤務時間中にタバコを吸いに職場を離れるタイム・ロスは入れていない。一般的にニコチン依存者は1時間おきにタバコを吸いに席を離れる。この損失を入れれば年間2,2兆円のタバコの税収の数倍も煙となって消えていくのだ。そしてタバコを吸う人たちのために、吸わない人が税金を収めていることを忘れてはならない。
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